2024年7月22日(月)~23日(火)会津駒ケ岳 自主山行 

とある山での1コマ・・・「自炊の山旅もいいよね」その一言が今回の会津駒ヶ岳の起爆剤になりました。
場所は人気がある「駒ノ小屋」とし、早速ブッキング!ところが全く空いていない。ようやくブッキングできたのが22日月曜日。しかも6名のみ。自主山行になりますが、いつの日かマロニエHCで自炊宿泊プランの実現を導くべく、本企画を実現する事にします。登頂ルートは、マイカー2台でのアクセスの利点を利用し、「滝沢登山口~駒ノ小屋~会津駒ケ岳・中門岳~駒ノ小屋(宿泊)~大津枝峠~キリンテ」のラウンドルートと致します。
焦点である自炊のメニューは、22日夕食:プルコギ焼肉/焼きビーフン、23日朝食:フランスパンのサンドイッチ。事前に食糧の調達・配分と調理器具の調整を行い、当日に備えました。

滝沢登山口には月曜日にもかかわらず多くの車が駐車しておりました。この山の人気が伺えます。水場までは急登の連続です。全員のリュックが普段よりも大分重い故、小休憩を多く取りながら登っていきます。
水場を越え、「もうすぐ木道に入る」と何度も騙されながらさらに進むと、ようやく傾斜も緩み前方に駒ノ小屋が見えてきました。登山道もいつのまにか木道となり、早くリュックを軽くしたい一念で駒ノ小屋へ最後の踏ん張りです。
ここで荷物を最小限とし、会津駒ケ岳山頂と中門岳に向かいます。・・・軽いって素晴らしい事なんですね・・・ 駒ノ小屋を出発すると早速お花たちが私達を迎えてくれます。約30分で駒ケ岳山頂に到着し、そこから北に池塘の点在する湿原の木道を進み、中門岳に向かいました。天候も崩れず、期待以上の湿原のお花たち面会出来た上、会津・奥只見の展望を十分に楽しむことが出来ました。
さて、駒ノ小屋に戻り待望の自炊になります。調理器具は2~3名用の小型ですが、2基準備した故に思ってたよりも効率的に調理が出来ました。それにしても、山で頂く焼肉は最高ですね!1㎏もあった肉🍖があっという間に減っていきます。満足感ひとしお。 また、穀類として焼きビーフンを試しましたが、早く・軽く・美味い。これも大正解でした!! 更にフランスパンも大正解!!!表面が硬いのでリュックに押し込んでも潰れない。 また、その形からしてリュックに収納しやすい。これは一つのノウハウ取得ですね。

翌日、豪華な朝食後、キリンテ方面に下山しました。前方には燧ヶ岳・後方には駒ケ岳の絶景を観賞しながら尾根を進みました。大津枝峠からは急坂となります。ありがたい事に登山道の笹が刈り取られており、笹ラッセルの必要がありません。
これは助かりました。現地の山を愛する人たちに対し、本当に感謝する次第であります。
しばらく下って行くと、私達より30分程早く駒ノ小屋を出発したご夫婦が休んでおられました。目的地も一緒だった故、一緒に安全に楽しく下山する事にしました。
最後は、6名から8名になったパーティーでしたが、主旨も達成し2日間充実した自主山行でした。