2024年4月7日(日)春の安全講習会


マロニエHCでは、登山の安全遂行の為に、安全講習会を春と秋に実施しております。 午前中に座学による安全に関する知識を学び、午後は古賀志山を登頂しました。

座学講習は、登山中に最も危険が及ぶ要因となる「山の気象」の知識をメンバーと共有しました。その後、セルフレスキュー/ロープワーク/山行地図の作成 を学びました。 山の気象については、難しいパートもありましたが丁寧に解説して頂き、何とか理解することが出来ました。 気象については今回は基礎編であり、またの機会で応用編(天気図の読み方を中心)を考えているそうです。 セルフレスキューは、アクシデントの対応ならびに対応するための道具の解説があり、何を準備すればよいのか?を知ることが出来ました。 恒例のロープワーク研修については、チェストハーネス(スリング)、ガースヒッチ、ムンターヒッチ、クローブヒッチ、ダブルフィッシャーマンズノット、ボウラインノット、フィギュアエイトノット の基本的ロープワークを学びました。       多くの課題を お互いに協力しながら達成していく姿は、大変心強い光景であります。きっと参加者全員がマスターしたのではないでしょうか。

午後は古賀志山に移動し、北コース→山頂→南コース→トリムコースを歩行しました。今回は安全講習であり、疲れにくく転びにくい安全歩行を学ぶ事が主目的です。 ①二軸歩行 ②フラット歩行 ③登りでの重心と足の使い方 ④下りでの重心と足の置き方 を実践しながら教授して頂きました。 全てが大いに参考になる講習でした。

今後高い山や厳しい山の山行も待っております。講習会で得た知見や経験を安全登山に生かせていく所存です。

また、古賀志山にも花の時期が到来している事をお知らせしておきます。






2022年9月25日(日)秋の安全講習会 古賀志山

秋の安全講習会 古賀志山・・・2022年9月25日 午前中に座学による安全に関する知識を学び、午後は参加者により古賀志山登頂となりました。 座学講習は、当会のベテランの石岡さんに講師になっていただき、地図の基本/三角点の意味/等高線の見方/偏差について/地図から地形の判断 /地図から道の予測etc大変為になる知識を楽しく学ぶことが出来ました。 (みんな夢中になってしまい、講習会の写真を取り忘れました) 特にサンプリングされた地形図から、登山道の状況(勾配、迷い道、荒れ)を予測する事は、必要な知識と感じることが出来ました。 今回は12名が講習に参加しましたが、参加できなかったメンバーにも、この知識を伝達して、より安全な山行につなげたいと思っております。 午後からは、南コースから山頂に向かいましたが、練習の為に直登コースを選択しました。 岩場に慣れていないメンバーもいましたが、経験者が適切に声をかけ、全員登り切ることが出来ました。