2024年2月10日(日) 浅間山(黒斑山)



世の登山人には浅間山を好きな人が多い。東京方面から上信越道を走り、佐久に指しかかったところで目の前に雄大な浅間山が見えてくる。ここで先ず感動。 次に自然に満ちたワインディング道でのアクセスの末に、2000m級のリゾート地である車坂峠に到着。わくわく感満載ですね。このように登頂を開始する前から楽しめるのが浅間山ではないでしょうか!!!

今日の浅間山もその通り。一面、綺麗な雪に覆われた車坂峠の登山口から登頂を開始しました。コンディションは無風快晴。こんな事もあるのですね。 今回はアイゼンの使い方を学ぶ目的もあり、先ずは「ツボ足登山」を経験しました。ツボ足歩行理論は夏場の歩行と共通するものが有り、納得するものであります。

車坂山への傾斜が強くなりアイゼンを装着しました。アイゼン歩行はツボ足歩行に比べ、雪道に対する安定感が格段に向上。アイゼンは雪道の基本であると再認識しました。

いよいよ槍の鞘です。初めて間近に浅間山を見ることが出来ます。これがそれぞれに思い描いた浅間山であります。その姿はまさにシェフが「少し多めにパウダーを振りかけたガトーショコラ」です。 写真を何枚も撮りましたが、現物は何十倍も素晴らしい。まさに「神が試練を経て選ばれし者のみに見せる絶景」ではないでしょうか!!!

トーミの頭&黒斑山山頂を浅間山に見守られながら往復し、ひとりひとりの浅間山に別れを告げました。いつまでも居たい気持ちを断ち切って、来年の再会を誓いました。

今回は雪道はよくトレースされていた上、凍結しているところはほとんどなく、アイゼンとストックでしっかりと保持が出来ました。これは非常に稀な事態であろうと思っています。 スノートレッキングはあらゆる状況に対応できるスキルと道具が必要であり、準備を怠らない意気込みを奮い立たせた山行でもありました。









カテゴリー 自主ハイキング長野県 タグ .

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です