2025年1月19日(日)刈込湖切込湖スノーシューハイク

今年初めてのスノーシューハイクとなります。当初計画されていた「赤薙山アイゼン」の中止を受け、急遽このスノーシューハイクを自主ハイクとして企画しました。

奥日光は先週の降雪の影響が強く残り積雪が多い状況となっつてますが、今日に限っては「好天のスノーシューハイク」を味わえるのではないかと期待しております。
このルートは途中に小峠を経由する事もあり、スノーシューハイクとしては中級であります。スノーシューが持つパフォーマンスを感じながら、一面の雪とその景観を十分に楽しんだ5時間でした。

さて今日の行程ですが、刈込湖まではトレースもしっかりしており、順調な行程であります。ところが切込湖に向かっていると、その先はトレースもあやふやになってしまい、スノーシューのクランポンが十分にグリップしてくれない行程になってきました。
ましてや、切込湖に降りる場面に於いては、全くトレースされておりません。
よって、以降の行程を断念し、刈込湖の湖畔に戻って食事をする事にしました。
少し残念ではありましたが、白い地と青空の中に10名のカラフルな人間が点在する様は、まさに私たちが味わったスノーハイクの醍醐味でした。

金精道路に戻り、ちょっと寄り道・・・スノーシューハイクとしては異例の21000歩を達成することが出来ました。

いつもと違う筋肉痛ですね!スノーシューの場合、21000歩と呼ぶのではなく、21000摺の表現が正しいのでは・・・
スノーシューハイク いいですね!!!







2024年8月10日(土)~11日(日)月山、羽黒山、湯殿山 自主ハイク


この三山に巡礼すると「人は生まれ変われる」と言います。その願いを胸に出羽三山巡りに行ってきました。
台風5号が東北地方に近づいており、時間が経つにつれ天候の悪化が考えられます。よって、CLの提案により、天候の影響が最も厳しい月山登頂を一日目とし羽黒山・湯殿山を二日目と計画を変更して出羽三山に臨みました。

10日の帰省渋滞の中、東北道・山形中央道を北上し、月山登山口に10時頃到着しました。ここから月山スキーリフトに乗車して1500m地点まで一挙に到達します。リフトに乗るとすぐにヨツバヒヨドリが足元に。なんと、そこにはアサギマダラが飛び回っているではありませんか!まるで私達を出迎えてくれるようです。アサギマダラは人なつっこい蝶々🦋なんでしょうか・・・
リフトを降りると眼前に美しい稜線の姥ヶ岳がそびえています。
斜面にはニッコウキスゲが群生し、登山道の近くにも多くの花が咲き誇っています。牛首までは美しい草原域を登っていくイメージです。東北地方の山らしいなだらかで美しい山容であります。
ところが牛首を過ぎると様子が一転。ガレ場の登場です。下山客とのすれ違いに注意しながら着実に登っていきました。それまで立ち込めていたガスもピーク到着時にはガスもなくなり、最高の展望を望めそうな期待が・・・。
月山の頂上には月山神社があり、そこが一山目の巡礼ポイント、すなわち一回目の生まれ変わりになります。ところが、生まれ変わったとたんにガスが生じてきました。・・・私達の邪心が払われて、ガスに変わったのでしょうか?・・・周囲は全て真っ白となり展望はありません。おそらく時間が経てばガスが晴れる時があると思いますが、リフトの最終時間もあるので、早々に下山を開始しました。
振り返ると月山山頂はガスと晴れ間を繰り返している様子です。つい1時間前にはあそこに居たんですね!!!

4時過ぎには民宿に到着し、ゆっくりすることが出来ました。夕食&生ビール&吟醸酒を完食!満足満足・・・外に出てみると、満点の星空です。やっぱり1200m地点なんですね・・・地平線付近に「さそり座」を確認しました。下界ではなかなか確認が難しい星座であり、まず感激!よもやと思い天の川を見返すと、ありました!!夏の大三角形です(こと座ベガ・わし座アルタイル・白鳥座デネブ)。双眼鏡を借りて「土星の輪」を見たメンバーもいるようです。興奮冷めぬまもなくトランプゲームが始まり、興奮を秘めながら一日目を終えました。巡礼のおかげで子供の頃に生まれ変わったのでしょうか!

翌日は、普段食べないような豪華な朝食を頂き、満足感が漂う中、二山目の羽黒山に向かいました。今日は工程の90%が階段になります。2000段との事です。曇天の為暑くは無いのですが湿度が高く、昨日より汗をかいている感が有ります。
半分くらいきたところの茶屋で、かき氷やお団子を補給します。茶屋は並びが出来るほど満員の状態です。皆、欲求は同じなんですね!さて、羽黒神社では煩悩を取りましょう!! 参道には国宝の五重塔や遺産もあり、独特の雰囲気があります。最後に参道山伏さんとご一緒に記念写真を撮って二山目巡礼を終えました。
次は、湯殿山神社です。先の二山より更に神聖な感が有ります。過去の有りすぎる罪を許していただき、生まれ変わりたいのであります。果たして私達の懺悔を受け止めていただけるのでしょうか???
最後の足湯にて湯殿山神社を終えました。メンバー全員が生まれ変わった筈であります。

出羽三山巡礼を終え、長い帰路につきました。次回お会いする時には、お互いが生まれ変わった姿である事を信じている次第であります。






















2024年7月22日(月)~23日(火)会津駒ケ岳 自主山行 

とある山での1コマ・・・「自炊の山旅もいいよね」その一言が今回の会津駒ヶ岳の起爆剤になりました。
場所は人気がある「駒ノ小屋」とし、早速ブッキング!ところが全く空いていない。ようやくブッキングできたのが22日月曜日。しかも6名のみ。自主山行になりますが、いつの日かマロニエHCで自炊宿泊プランの実現を導くべく、本企画を実現する事にします。登頂ルートは、マイカー2台でのアクセスの利点を利用し、「滝沢登山口~駒ノ小屋~会津駒ケ岳・中門岳~駒ノ小屋(宿泊)~大津枝峠~キリンテ」のラウンドルートと致します。
焦点である自炊のメニューは、22日夕食:プルコギ焼肉/焼きビーフン、23日朝食:フランスパンのサンドイッチ。事前に食糧の調達・配分と調理器具の調整を行い、当日に備えました。

滝沢登山口には月曜日にもかかわらず多くの車が駐車しておりました。この山の人気が伺えます。水場までは急登の連続です。全員のリュックが普段よりも大分重い故、小休憩を多く取りながら登っていきます。
水場を越え、「もうすぐ木道に入る」と何度も騙されながらさらに進むと、ようやく傾斜も緩み前方に駒ノ小屋が見えてきました。登山道もいつのまにか木道となり、早くリュックを軽くしたい一念で駒ノ小屋へ最後の踏ん張りです。
ここで荷物を最小限とし、会津駒ケ岳山頂と中門岳に向かいます。・・・軽いって素晴らしい事なんですね・・・ 駒ノ小屋を出発すると早速お花たちが私達を迎えてくれます。約30分で駒ケ岳山頂に到着し、そこから北に池塘の点在する湿原の木道を進み、中門岳に向かいました。天候も崩れず、期待以上の湿原のお花たち面会出来た上、会津・奥只見の展望を十分に楽しむことが出来ました。
さて、駒ノ小屋に戻り待望の自炊になります。調理器具は2~3名用の小型ですが、2基準備した故に思ってたよりも効率的に調理が出来ました。それにしても、山で頂く焼肉は最高ですね!1㎏もあった肉🍖があっという間に減っていきます。満足感ひとしお。 また、穀類として焼きビーフンを試しましたが、早く・軽く・美味い。これも大正解でした!! 更にフランスパンも大正解!!!表面が硬いのでリュックに押し込んでも潰れない。 また、その形からしてリュックに収納しやすい。これは一つのノウハウ取得ですね。

翌日、豪華な朝食後、キリンテ方面に下山しました。前方には燧ヶ岳・後方には駒ケ岳の絶景を観賞しながら尾根を進みました。大津枝峠からは急坂となります。ありがたい事に登山道の笹が刈り取られており、笹ラッセルの必要がありません。
これは助かりました。現地の山を愛する人たちに対し、本当に感謝する次第であります。
しばらく下って行くと、私達より30分程早く駒ノ小屋を出発したご夫婦が休んでおられました。目的地も一緒だった故、一緒に安全に楽しく下山する事にしました。
最後は、6名から8名になったパーティーでしたが、主旨も達成し2日間充実した自主山行でした。














2024年3月30日(土)宝篋山


雨上がりの晴天の中、茨城の宝篋山に行ってきました。9時頃に登山口に到着したのですが、すでに駐車場は満車です。宝篋山は古賀志山より低い(461m)ですが、茨城民にとっては「オラが山」なんでしょうね。

登山口から極楽寺コースをたどります。登山道は沢沿いを進んでいきますが、昨日の雨のせいか水量は豊富であり、おかげで涼しくとても快適でした。 純平歩道に合流してから、途中で左に折れて宝篋山最短ルートにかかります。少し険しい登りもありましたが、山頂は優しい広がりを見せてくれました。

さて、今日のメインイベントの登場です。モツ鍋であります。実は皆で手分けしてコンロや鍋、材料を頂上まで持ち上げたのです。旨い!!!苦労したかいが有りました。   頂上からは筑波山を正面に見上げた他、先日の小町山・霞ヶ浦を眺めることが出来ました。ただし、黄砂は致し方ありませんね・・・

下山は常願寺コースを進みました。いつもより重たくなったお腹を抱えての下山でした。 宝篋山は低山ではありますが、山容・歴史・環境が整った山だと認識した山行でした。





2024年2月10日(日) 浅間山(黒斑山)



世の登山人には浅間山を好きな人が多い。東京方面から上信越道を走り、佐久に指しかかったところで目の前に雄大な浅間山が見えてくる。ここで先ず感動。 次に自然に満ちたワインディング道でのアクセスの末に、2000m級のリゾート地である車坂峠に到着。わくわく感満載ですね。このように登頂を開始する前から楽しめるのが浅間山ではないでしょうか!!!

今日の浅間山もその通り。一面、綺麗な雪に覆われた車坂峠の登山口から登頂を開始しました。コンディションは無風快晴。こんな事もあるのですね。 今回はアイゼンの使い方を学ぶ目的もあり、先ずは「ツボ足登山」を経験しました。ツボ足歩行理論は夏場の歩行と共通するものが有り、納得するものであります。

車坂山への傾斜が強くなりアイゼンを装着しました。アイゼン歩行はツボ足歩行に比べ、雪道に対する安定感が格段に向上。アイゼンは雪道の基本であると再認識しました。

いよいよ槍の鞘です。初めて間近に浅間山を見ることが出来ます。これがそれぞれに思い描いた浅間山であります。その姿はまさにシェフが「少し多めにパウダーを振りかけたガトーショコラ」です。 写真を何枚も撮りましたが、現物は何十倍も素晴らしい。まさに「神が試練を経て選ばれし者のみに見せる絶景」ではないでしょうか!!!

トーミの頭&黒斑山山頂を浅間山に見守られながら往復し、ひとりひとりの浅間山に別れを告げました。いつまでも居たい気持ちを断ち切って、来年の再会を誓いました。

今回は雪道はよくトレースされていた上、凍結しているところはほとんどなく、アイゼンとストックでしっかりと保持が出来ました。これは非常に稀な事態であろうと思っています。 スノートレッキングはあらゆる状況に対応できるスキルと道具が必要であり、準備を怠らない意気込みを奮い立たせた山行でもありました。









2023年8月6日(日)川俣ダム湖畔散策

久しぶりの余裕のあるハイクです。雲は多いが雨の心配のない絶好の避暑めぐり・・・でも、今日はこの地でも暑いですね。 今日は鬼怒川水系のダム湖の一つである「川俣ダム湖」を探索します。鬼怒川水系には4つのダムがあります。男鹿川域の湯西川ダムと五十里ダム、鬼怒川域の川治ダムと川俣ダムですが、 五十里湖と八潮湖(川治ダム)は地下水路でつながっているので、この4つのダムは関連して水をコントロールしていることになりますね!大きな治水事業だったと推測します。 実際に足を踏み入れてみると、貯水量は少なく、放水も低水放流のみでした。栃木県内には特に水不足はアナウンスされていませんので、この程度の貯水量でも問題ないのですね・・・ さて、川俣ダムより瀬戸合峡コースを渡り、渡らっしゃい吊橋に到着しました。立派な吊橋であり、ほとんど揺れません。だから、十分にアーチ式ダムや断崖・狭峡を見ることが出来ます。 ダム周囲の探索の後、愛宕山展望台に向かいました。落ち葉が多く急な登りでしたが、要所に階段が設置されており、さりげなく佇んでいる石仏を眺めながらの、登頂となりました。 登山クラブですので、ランランと言ってもこの位はないとね・・・ 川俣湖の湖畔を進んだところにキャンプ可能な二本松広場が有り、そこで昼食を取りました。あとは、美人になるという温泉に入って、寝る(車の中で)だけです。 終始、余裕のハイクでした。この周辺には、他にも探索ルートが有り、涼を求めた楽しみが味わえる場所であると認識しました。









昼食です。


水が少なめかしら?




温泉で汗を流しました。


名水の郷 日光おかき工房でお土産購入しました。

2023年7月28日(金)~29日(土)木曽駒ヶ岳

1泊2日をかけて木曽駒ケ岳の雄姿を堪能してきました。 <1日目> 千畳敷カール → 浄土乗越 → 木曽駒ヶ岳 → 浄土乗越 → 伊那前岳 → 宝剣山荘

中央道を避けて、最短距離となる上信越周りを選択。途中、佐久から岡谷までR142を一時間ほど走行するが、それでも3時間半で菅ノ台Pに到着しました。 専用バス・ロープウェイの滞留もなく、10時には千畳敷カールから出発することが出来ました。今日が金曜日である事に感謝!! とても美しい千畳敷カールをジグザグに登り、まもなく浄土乗越に到着しました。眼前に宝剣岳と中岳が歓迎してくれています。 少し雲がかかっており、浄土乗越からの展望は不十分。それは明日に期待して木曽駒ケ岳に向かいます。中岳を超えた当たりから、お花が目についてきます。 チングルマ・カラマツソウ・・・(後で調べよう)、雷鳥も発見!余裕で今回の最高地点である木曽駒ケ岳に到着しました。ただ、雲が切れる可能性が少なかったので、早々に宝剣山荘に向かう事にしました。 早くスタートできたことで時間の余裕があり、明日に予定していた伊那前岳も登ることにしました。何度も頂上に騙されつつも無事制覇。雲の切れ目の眼下にロープウェイが見えます。満足感然りです。 でも、何となく雷の気配がしてきましたので、急いで宝剣山荘に向かいました。到着したら土砂降りに・・・間一髪セーフでした。

<2日目> 宝剣山荘 → 中岳 → 農ケ池 → 駒飼ノ池 → 浄土乗越 ー(宝剣岳)→ 浄土乗越 → 千畳敷カール

昨日の雲がはれ、御来光の件からお知らせできるのは、大変喜ばしい事です。4時頃から、東に位置する八ヶ岳が赤く染まり始め、4時半頃、麦草峠近辺から御来光を望むことが出来ました。 神聖な感を味わっております。周囲を見渡すと、南アルプスが見えます。富士山も、蓼科山も・・・朝からこのような山容を見られるとは感激です。 感激している中ですが、農ケ池に向けて出発します。中岳を超えたところから東に折れ、駒ヶ岳からの尾根道を進みます。朝日に浮かぶ御嶽山は見事です。乗鞍岳・北アルプスも展望できます。 この尾根道は最高ですね。今日は残念ながら農ケ池に迂回しますが、機会が有ればこの尾根道を最後まで堪能したいと感じました。 農ケ池まで下り、さらに沢まで下った後、浄土乗越に登り返します。駒飼ノ池まで、結構キツイですね。それから浄土乗越までは、安定した登りのリズムで登り返すことが出来ました。 浄土乗越では、土曜日のせいか、登山客で一杯。それでも、渋滞にも負けないメンバー3名が宝剣岳を登頂します。(負けたメンバーはその間、食事です) とにかくロープウェイ渋滞を避けたく、その前に千畳敷カールに戻ることにしました。下山につれ、何となく暑くなってきました。千畳敷カールは2500mの標高なんですけどね!ちなみに今日は宇都宮は36℃だそうです。 見上げると、宝剣岳や伊那前岳が私達を包み込んできます。あそこまで行ってきたんですね。人間ってすごいですね!

あ~ぁ いい湯じゃった~。

























木曽駒ヶ岳で見つけた花





2023年7月4日~11日 イタリアチロル地方トレッキング(栃木労山・山行の一部です)

7月4日 エッツタール氷河展望トレッキング


7月5日 オーストリアからイタリア国境超え一日目標高差1170メートル シミウラン小屋 3017メートルまで


7月6日 シミウラン小屋からアイスマン発見地3216メートルまで往復、その後紺碧のヴェルナーゴ湖まで下り1330メートル


7月8日 初級ヴィア・フェラータトレッキング 山岳ガイドと落ち合い装備を装着し・ローダ・ディ・バイル山頂を目指す


7月9日 レノン高原トレッキングボルツァーノからロープウェイで高原ヘ。自然風化で出来た奇岩群、素晴らしいパノラマを堪能。



10日 バディア渓谷トレッキング見晴らしの良いトレイルで峰々の素晴らしい展望と色鮮やかな花畑が見渡す限り広がる。


11日 ドロミテでもっとも古いヌボラウ山頂小屋を目指すトレッキング。素晴らしい展望と第一次世界大戦の塹壕を見られる。


2023年7月11日(火)~12日(水)富士山 自主山行

ほんの5分の会話の中で決まってしまった富士山!「富士山は見る山であり、登る山ではない」との考えも解るが、でも富士山です。他の山とは違ったアメージングな経験をもたらしてくれる山です。 今回の目的の一つは「御来光」です。よって、登頂中でも御来光を見ることが可能な「吉田ルート」を選択し、渋滞を避ける為に火曜日出発の1泊2日の工程としました。 戦いは、5月初旬から始まりました。山小屋予約解禁日にWebアクセスしたにもかかわらず、8合目は既に満室状態。何とか7合目を確保できたので、富士山登頂を決行する事にしました。 ところで、11日12日の登山指数は、Cのまま・・・上空の強風を覚悟して、富士スバルライン5合目を9時に出発しました。 7合目までは特に急登も無く、滑りやすい登山道ではありましたが、順調に7合目の「トモエ館」に昼頃には到着しました。 平日にもかかわらず、多くの登山客がトモエ館前を通過して行きます。日本語よりも外国語(特に中国語)が飛び交います。中国からのツアー客でしょう。このガイドは大変ですね・・・ 割と快適に就寝して、12日は2時に7合目を出発しました。御来光客での混雑は全くありません。多少雲がかかっており星空は十分に鑑賞できそうにありませんが、御来光には十分な天候です。 7合目からは登山道が一転して岩場の登りが中心です。各自ヘッドライトで足元を確認しながらの登りです。だんだん空気が薄くなったせいでしょうか、呼吸が早まってきています。 8合目半に到着したころ徐々に東の空が赤く染まりだし、ここで御来光を待つ事にしました。間もなく、見えてきました!!!御来光です。この瞬間の為に、ここに来ているのです。 頂上まで、あと少し。時折突風が吹く中、身体が持っていかれない様、注意をしながらの最後の踏ん張りです。 吉田ルート頂上の浅間神社に到着。頂上は強風が吹き荒れ、危険な状況と判断しました。目の前に剣が峰が見えるのですが、御鉢回りも断念!!! 早々に下山する事にしました。下山は楽しい砂走りを下ります。ただ、突風がここにも押し寄せてきます。砂が舞い、全身火山灰の砂まみれ!早く温泉に入りたい・・・ 楽しい砂走りも3時間もやっていると飽きてきます。丁度飽きたころ6合目に到着しました。 振り返ると雄大な富士山が見えています。私たちは、先程まであそこに居たのですね。大きな満足感と供に富士山山行を終了しました。 誰かが言いました。今度は剣が峰まで行きたいね・・・エッ~また行くの(*’ω’*)



















2023年4月5日(水)太平山

ついにAPRILです。登山シーズンの開幕戦は栃木市近郊の「晃石山・太平山」のウォーキングです。 清水寺(セイスイジ)を出発し、桜峠・晃石山・ぐみの木峠・太平山・大中寺・清水寺と巡回する太平山山系としては中レベルの山行です。 なんで鹿沼や栃木地区のお寺の名前は紛らわしい名前の寺が多いのだろう??と思いながらも、早速、桜の歓迎です。 ピンクの木々に彩られた登山道は良く整備されており、桜峠を経て、まもなく晃石神社に到着しました。 (神社の裏手に晃石山の山頂が有ります。オプションとして急登が好きなメンバーは今日の最高地点(419m)に立った次第です。) 低山ではありますが、眼下に栃木市を一望することが出来ます。その為の休憩場所が各所に設置されており、ビギナーでも十分に楽しめる山系だと感じました。 その後、ぐみの木峠~太平山~謙信平とアップダウンを繰り返しながら歩を進めます。 謙信平で山行としては優雅な昼食を取り、余裕を持って大中寺に下りました。スリップしない山道は楽ですね! 大中寺で再び桜の歓迎を受けたのち、西山田林道を清水寺まで歩きました。 この緩やかな舗装路の登りが、今日最も疲れたかなぁ。どうも私たちは登山道歩きに進化してしまったのかもしれません。 今日は、晴れてはいるものの何となくカスミが掛かっているような天気であり、強烈な日差しがない代わりに遠くの山系を確認できなかったのは残念でした。 それは、次の機に期待したいと思います。 今回も参加者全員が安全に山行を完了することが出来ました。ありがとうございました。