2024年3月30日(土)宝篋山


雨上がりの晴天の中、茨城の宝篋山に行ってきました。9時頃に登山口に到着したのですが、すでに駐車場は満車です。宝篋山は古賀志山より低い(461m)ですが、茨城民にとっては「オラが山」なんでしょうね。

登山口から極楽寺コースをたどります。登山道は沢沿いを進んでいきますが、昨日の雨のせいか水量は豊富であり、おかげで涼しくとても快適でした。 純平歩道に合流してから、途中で左に折れて宝篋山最短ルートにかかります。少し険しい登りもありましたが、山頂は優しい広がりを見せてくれました。

さて、今日のメインイベントの登場です。モツ鍋であります。実は皆で手分けしてコンロや鍋、材料を頂上まで持ち上げたのです。旨い!!!苦労したかいが有りました。   頂上からは筑波山を正面に見上げた他、先日の小町山・霞ヶ浦を眺めることが出来ました。ただし、黄砂は致し方ありませんね・・・

下山は常願寺コースを進みました。いつもより重たくなったお腹を抱えての下山でした。 宝篋山は低山ではありますが、山容・歴史・環境が整った山だと認識した山行でした。





2024年2月10日(日) 浅間山(黒斑山)



世の登山人には浅間山を好きな人が多い。東京方面から上信越道を走り、佐久に指しかかったところで目の前に雄大な浅間山が見えてくる。ここで先ず感動。 次に自然に満ちたワインディング道でのアクセスの末に、2000m級のリゾート地である車坂峠に到着。わくわく感満載ですね。このように登頂を開始する前から楽しめるのが浅間山ではないでしょうか!!!

今日の浅間山もその通り。一面、綺麗な雪に覆われた車坂峠の登山口から登頂を開始しました。コンディションは無風快晴。こんな事もあるのですね。 今回はアイゼンの使い方を学ぶ目的もあり、先ずは「ツボ足登山」を経験しました。ツボ足歩行理論は夏場の歩行と共通するものが有り、納得するものであります。

車坂山への傾斜が強くなりアイゼンを装着しました。アイゼン歩行はツボ足歩行に比べ、雪道に対する安定感が格段に向上。アイゼンは雪道の基本であると再認識しました。

いよいよ槍の鞘です。初めて間近に浅間山を見ることが出来ます。これがそれぞれに思い描いた浅間山であります。その姿はまさにシェフが「少し多めにパウダーを振りかけたガトーショコラ」です。 写真を何枚も撮りましたが、現物は何十倍も素晴らしい。まさに「神が試練を経て選ばれし者のみに見せる絶景」ではないでしょうか!!!

トーミの頭&黒斑山山頂を浅間山に見守られながら往復し、ひとりひとりの浅間山に別れを告げました。いつまでも居たい気持ちを断ち切って、来年の再会を誓いました。

今回は雪道はよくトレースされていた上、凍結しているところはほとんどなく、アイゼンとストックでしっかりと保持が出来ました。これは非常に稀な事態であろうと思っています。 スノートレッキングはあらゆる状況に対応できるスキルと道具が必要であり、準備を怠らない意気込みを奮い立たせた山行でもありました。









2023年8月6日(日)川俣ダム湖畔散策

久しぶりの余裕のあるハイクです。雲は多いが雨の心配のない絶好の避暑めぐり・・・でも、今日はこの地でも暑いですね。 今日は鬼怒川水系のダム湖の一つである「川俣ダム湖」を探索します。鬼怒川水系には4つのダムがあります。男鹿川域の湯西川ダムと五十里ダム、鬼怒川域の川治ダムと川俣ダムですが、 五十里湖と八潮湖(川治ダム)は地下水路でつながっているので、この4つのダムは関連して水をコントロールしていることになりますね!大きな治水事業だったと推測します。 実際に足を踏み入れてみると、貯水量は少なく、放水も低水放流のみでした。栃木県内には特に水不足はアナウンスされていませんので、この程度の貯水量でも問題ないのですね・・・ さて、川俣ダムより瀬戸合峡コースを渡り、渡らっしゃい吊橋に到着しました。立派な吊橋であり、ほとんど揺れません。だから、十分にアーチ式ダムや断崖・狭峡を見ることが出来ます。 ダム周囲の探索の後、愛宕山展望台に向かいました。落ち葉が多く急な登りでしたが、要所に階段が設置されており、さりげなく佇んでいる石仏を眺めながらの、登頂となりました。 登山クラブですので、ランランと言ってもこの位はないとね・・・ 川俣湖の湖畔を進んだところにキャンプ可能な二本松広場が有り、そこで昼食を取りました。あとは、美人になるという温泉に入って、寝る(車の中で)だけです。 終始、余裕のハイクでした。この周辺には、他にも探索ルートが有り、涼を求めた楽しみが味わえる場所であると認識しました。









昼食です。


水が少なめかしら?




温泉で汗を流しました。


名水の郷 日光おかき工房でお土産購入しました。

2023年7月28日(金)~29日(土)木曽駒ヶ岳

1泊2日をかけて木曽駒ケ岳の雄姿を堪能してきました。 <1日目> 千畳敷カール → 浄土乗越 → 木曽駒ヶ岳 → 浄土乗越 → 伊那前岳 → 宝剣山荘

中央道を避けて、最短距離となる上信越周りを選択。途中、佐久から岡谷までR142を一時間ほど走行するが、それでも3時間半で菅ノ台Pに到着しました。 専用バス・ロープウェイの滞留もなく、10時には千畳敷カールから出発することが出来ました。今日が金曜日である事に感謝!! とても美しい千畳敷カールをジグザグに登り、まもなく浄土乗越に到着しました。眼前に宝剣岳と中岳が歓迎してくれています。 少し雲がかかっており、浄土乗越からの展望は不十分。それは明日に期待して木曽駒ケ岳に向かいます。中岳を超えた当たりから、お花が目についてきます。 チングルマ・カラマツソウ・・・(後で調べよう)、雷鳥も発見!余裕で今回の最高地点である木曽駒ケ岳に到着しました。ただ、雲が切れる可能性が少なかったので、早々に宝剣山荘に向かう事にしました。 早くスタートできたことで時間の余裕があり、明日に予定していた伊那前岳も登ることにしました。何度も頂上に騙されつつも無事制覇。雲の切れ目の眼下にロープウェイが見えます。満足感然りです。 でも、何となく雷の気配がしてきましたので、急いで宝剣山荘に向かいました。到着したら土砂降りに・・・間一髪セーフでした。

<2日目> 宝剣山荘 → 中岳 → 農ケ池 → 駒飼ノ池 → 浄土乗越 ー(宝剣岳)→ 浄土乗越 → 千畳敷カール

昨日の雲がはれ、御来光の件からお知らせできるのは、大変喜ばしい事です。4時頃から、東に位置する八ヶ岳が赤く染まり始め、4時半頃、麦草峠近辺から御来光を望むことが出来ました。 神聖な感を味わっております。周囲を見渡すと、南アルプスが見えます。富士山も、蓼科山も・・・朝からこのような山容を見られるとは感激です。 感激している中ですが、農ケ池に向けて出発します。中岳を超えたところから東に折れ、駒ヶ岳からの尾根道を進みます。朝日に浮かぶ御嶽山は見事です。乗鞍岳・北アルプスも展望できます。 この尾根道は最高ですね。今日は残念ながら農ケ池に迂回しますが、機会が有ればこの尾根道を最後まで堪能したいと感じました。 農ケ池まで下り、さらに沢まで下った後、浄土乗越に登り返します。駒飼ノ池まで、結構キツイですね。それから浄土乗越までは、安定した登りのリズムで登り返すことが出来ました。 浄土乗越では、土曜日のせいか、登山客で一杯。それでも、渋滞にも負けないメンバー3名が宝剣岳を登頂します。(負けたメンバーはその間、食事です) とにかくロープウェイ渋滞を避けたく、その前に千畳敷カールに戻ることにしました。下山につれ、何となく暑くなってきました。千畳敷カールは2500mの標高なんですけどね!ちなみに今日は宇都宮は36℃だそうです。 見上げると、宝剣岳や伊那前岳が私達を包み込んできます。あそこまで行ってきたんですね。人間ってすごいですね!

あ~ぁ いい湯じゃった~。

























木曽駒ヶ岳で見つけた花





2023年7月4日~11日 イタリアチロル地方トレッキング(栃木労山・山行の一部です)

7月4日 エッツタール氷河展望トレッキング


7月5日 オーストリアからイタリア国境超え一日目標高差1170メートル シミウラン小屋 3017メートルまで


7月6日 シミウラン小屋からアイスマン発見地3216メートルまで往復、その後紺碧のヴェルナーゴ湖まで下り1330メートル


7月8日 初級ヴィア・フェラータトレッキング 山岳ガイドと落ち合い装備を装着し・ローダ・ディ・バイル山頂を目指す


7月9日 レノン高原トレッキングボルツァーノからロープウェイで高原ヘ。自然風化で出来た奇岩群、素晴らしいパノラマを堪能。



10日 バディア渓谷トレッキング見晴らしの良いトレイルで峰々の素晴らしい展望と色鮮やかな花畑が見渡す限り広がる。


11日 ドロミテでもっとも古いヌボラウ山頂小屋を目指すトレッキング。素晴らしい展望と第一次世界大戦の塹壕を見られる。


2023年7月11日(火)~12日(水)富士山 自主山行

ほんの5分の会話の中で決まってしまった富士山!「富士山は見る山であり、登る山ではない」との考えも解るが、でも富士山です。他の山とは違ったアメージングな経験をもたらしてくれる山です。 今回の目的の一つは「御来光」です。よって、登頂中でも御来光を見ることが可能な「吉田ルート」を選択し、渋滞を避ける為に火曜日出発の1泊2日の工程としました。 戦いは、5月初旬から始まりました。山小屋予約解禁日にWebアクセスしたにもかかわらず、8合目は既に満室状態。何とか7合目を確保できたので、富士山登頂を決行する事にしました。 ところで、11日12日の登山指数は、Cのまま・・・上空の強風を覚悟して、富士スバルライン5合目を9時に出発しました。 7合目までは特に急登も無く、滑りやすい登山道ではありましたが、順調に7合目の「トモエ館」に昼頃には到着しました。 平日にもかかわらず、多くの登山客がトモエ館前を通過して行きます。日本語よりも外国語(特に中国語)が飛び交います。中国からのツアー客でしょう。このガイドは大変ですね・・・ 割と快適に就寝して、12日は2時に7合目を出発しました。御来光客での混雑は全くありません。多少雲がかかっており星空は十分に鑑賞できそうにありませんが、御来光には十分な天候です。 7合目からは登山道が一転して岩場の登りが中心です。各自ヘッドライトで足元を確認しながらの登りです。だんだん空気が薄くなったせいでしょうか、呼吸が早まってきています。 8合目半に到着したころ徐々に東の空が赤く染まりだし、ここで御来光を待つ事にしました。間もなく、見えてきました!!!御来光です。この瞬間の為に、ここに来ているのです。 頂上まで、あと少し。時折突風が吹く中、身体が持っていかれない様、注意をしながらの最後の踏ん張りです。 吉田ルート頂上の浅間神社に到着。頂上は強風が吹き荒れ、危険な状況と判断しました。目の前に剣が峰が見えるのですが、御鉢回りも断念!!! 早々に下山する事にしました。下山は楽しい砂走りを下ります。ただ、突風がここにも押し寄せてきます。砂が舞い、全身火山灰の砂まみれ!早く温泉に入りたい・・・ 楽しい砂走りも3時間もやっていると飽きてきます。丁度飽きたころ6合目に到着しました。 振り返ると雄大な富士山が見えています。私たちは、先程まであそこに居たのですね。大きな満足感と供に富士山山行を終了しました。 誰かが言いました。今度は剣が峰まで行きたいね・・・エッ~また行くの(*’ω’*)



















2023年4月5日(水)太平山

ついにAPRILです。登山シーズンの開幕戦は栃木市近郊の「晃石山・太平山」のウォーキングです。 清水寺(セイスイジ)を出発し、桜峠・晃石山・ぐみの木峠・太平山・大中寺・清水寺と巡回する太平山山系としては中レベルの山行です。 なんで鹿沼や栃木地区のお寺の名前は紛らわしい名前の寺が多いのだろう??と思いながらも、早速、桜の歓迎です。 ピンクの木々に彩られた登山道は良く整備されており、桜峠を経て、まもなく晃石神社に到着しました。 (神社の裏手に晃石山の山頂が有ります。オプションとして急登が好きなメンバーは今日の最高地点(419m)に立った次第です。) 低山ではありますが、眼下に栃木市を一望することが出来ます。その為の休憩場所が各所に設置されており、ビギナーでも十分に楽しめる山系だと感じました。 その後、ぐみの木峠~太平山~謙信平とアップダウンを繰り返しながら歩を進めます。 謙信平で山行としては優雅な昼食を取り、余裕を持って大中寺に下りました。スリップしない山道は楽ですね! 大中寺で再び桜の歓迎を受けたのち、西山田林道を清水寺まで歩きました。 この緩やかな舗装路の登りが、今日最も疲れたかなぁ。どうも私たちは登山道歩きに進化してしまったのかもしれません。 今日は、晴れてはいるものの何となくカスミが掛かっているような天気であり、強烈な日差しがない代わりに遠くの山系を確認できなかったのは残念でした。 それは、次の機に期待したいと思います。 今回も参加者全員が安全に山行を完了することが出来ました。ありがとうございました。










2023年3月11日(土)筑波山

2023年の登山シーズンまでごくわずか。来るべきシーズンに備えた足慣らし山行であります。 その地は、茨城の名峰である筑波山でした。名峰にふさわしく誰が言ったか「たかが筑波山されど筑波山」 今日は筑波山神社から御幸ヶ原を終着とした表登山道を登ります。約2時間の工程であり、足慣らしとしては丁度良い感じです。 花粉症にも負けず樹林帯の中を進んでいく姿は、圧巻ですね😜 御幸ヶ原からはケーブルカー客やロープウェイ客も加わり、多くの人が関東平野の展望をあちらこちらで楽しんでおります。 男体山・女体山の頂上においては、順番待ちの状態。日本は平和なんですね・・・ 下山はケーブルカー(初体験)を使い、一旦筑波山神社に戻りました。リュックを降ろして、本日第二の目的地である筑波山梅林に向かいます。 見事な梅林の数々。赤・ピンク・白の花で一面が覆われております。知見が無い私でも楽しい探索であります。 ただ、梅まつりの期間中であり、梅林見たさに駐車場は満杯で、空き待ちの車列。日本人は辛抱強いですね・・・








2023年2月25日(土)切込湖スノーシューハイク

3回目のスノーシューハイクは昨年夏にも訪れた「日光湯元から刈込・切込・涸沼を経て山王峠から光徳」に抜けるルートです。 好天に恵まれた中、今までとは少し異なるスノーシューハイクを楽しむことが出来ました。 今回は急な登り降りがあり、スノーシューが持つパフォーマンスを感じながら、たちはだかる雪とその景観を十分に楽しんだ6時間でした。 この地は有名なスノーハイク地ですが、今日は私たちの他には誰も乗り入れていなく、濃い青空の中、マロニエHCの独占であります。 マロニエHC・・・万歳🙌 いつもと違う筋肉痛もなんのその!たかがスノーシュー16500歩じゃないか・・・ 白い地と青空の中に11名のカラフルな人間が点在する様は、まさに私たちだけが味わったスノーハイクの醍醐味でした。 スノーシューハイク いいですね・・・ そういえば、今年のマロニエHCのスノーシューハイクは3回とも「晴天&無風」でした。なんで???






2023年1月21日(土)奥日光湯元「金精の森コース」

我がマロニエHCは自主ハイクに於いても活発な活動を堅持しております。 今日は奥日光湯元に伺い、金精の森スノーシューコースを回りました。 各自今季初(人生初もあり・・・)のスノーシューハイクであり、2月の「イエローフォールスノーシューハイク」前哨戦の意味合いもあるようでした。 イヤ~楽しいですね!!!湯元から金精道路直下をピークとした周回コースでしたが、スノーシューの重さを快く感じながらの和気あいあいとした時間でした。 白銀の世界を堪能した上、まだ誰も踏み入れていない雪原に足跡(実際にはスノーシューを引きずった跡)を残すのは、実に爽快でした。 また、約3時間のハイクを楽しんだ後、ビジターセンターでお汁粉昼食を美味しくいただきました。誠に有難うございました。