2026年6月6日(土) 庚申山

てんきとくらすもランクAに!今日は3年越しの庚申山に挑戦します。
過去3年間天候に恵まれず苦杯を舐めてきましたが、小笠原高気圧君が頑張ってくれ、停滞前線を押し下げてくれました。ありがとう!

銀山平から一の鳥居まで林道を進み、そこから見慣れた登山道の始まりです。薄くモヤがかかり、ほどよい湿気と気温に包まれています。登山には最適ですね!ついでに山頂付近で晴れてくれれば最高なんですが・・・

沢沿いを進むと奇岩が目につくようになりました。鏡岩・夫婦蛙岩・仁王門と続き、庚申山荘まではまさにハイキング気分を満喫できます。庚申山荘で一休みし、本番に備える事にしました。

庚申山山頂に近づくにつれ傾斜が強くなると同時に岩盤が迫ってきました。登山道も高度感のある崖沿いになっていき、梯子・鎖の登場です。リスク回避の定石を守って、皆で声掛け・アドバイス・足場情報を伝えて、全員トラブルもなくクリアーすることが出来ました。
そして、なんと晴れ間まで登場。3年の思いを一挙に晴らした瞬間でした。
岩場のお花たちも主張しすぎることも無く、静かに・さりげなく・・・・

頂上で昼食をとり、安全に下山しました。長い行程でしたが、庚申山のバラエティーに富んだパフォーマンスを十分に楽しむ事が出来た山旅でした。
今回は、「お山巡りコース」が途中崩落により通過することが出来ませんでした。
残念ながらコウシンソウの群生を見ることは出来ませんでしたが、それは次回のお楽しみ!
庚申山の懐の深さに改めて敬意を表すものであります。







2026年5月31日(日) 西沢渓谷

今日は5月の最終日。山も新緑期から初夏(イヤ!もう完全に夏ですね)に変わってきました。初夏を迎えるにあたり「涼しい水との共演」を求めて、西沢渓谷に行ってきました。
西沢渓谷入口から歩を進めると、徐々に渓流との距離が縮まり、明らかに清涼感を感じることが出来ます。奇跡の物質である水H₂Oに改めて感謝しなければなりません。

二俣吊り橋を超えると、いよいよ渓谷に入っていきます。素晴らしい景観の数々の滝、水に浸食された奇岩、対流によって生まれた特異な洞や淵、清く滑らかな水床、どれも一級品です。
そのなかでも、ひときわ目を引くのは水そのものですね!痺れるほど冷たくはありませんが、渓谷全体をセラピー化してしまう能力を持っているのですね。

登山道は少しづつ高度を上げ、七ツ釜・不動滝を超えた辺りから渓谷を見下ろすようになってきます。そして、得意の階段です!ほんのひと登りで展望スペースに到着しました。

下山は旧森林鉄道沿いの林道を使いました。春先であればこの下山道はシャクナゲの大群生に覆われるのですが、それは無いものの鉄道跡なので傾斜も緩いし、危険個所もなく、快適に下山しました。

水と森林を十分に味わった一日でした。明日から6月です!本格的な山旅の季節が到来します。
山もその準備に忙しい事と思います。









2026年5月24日(日)茶ノ木平

中禅寺湖湖畔はあいにくの雨模様。9時頃には雨も上がるだろうとの予想を胸に茶ノ木平~半月山を決行しました。
リッツカールトンホテルの前から登山口が始まります。急な登りであっという間に高度を稼ぎ、この高級ホテルを見降ろしながらの登頂です。なんとなく気持ちが良いものです・・・

周りは新緑と薄い霧に包まれています。暑くもなく、風もなく、雨に遮られることも無いカラフルなレインウェアの集団は快適な登頂を続けています。少し登るとシロヤシオが私達を待ち受けていました。その後トウゴクミツバツツジも顔を出します。まもなく茶ノ木平に到着です。

そこは、まさにホワイトサテンを身を纏った新緑の世界であります。別世界ですね!そこにはひときわ存在感を示しているアズマシャクナゲ!!!シャクナゲの裏手を歩く姿は、まるで絵画のようです。

茶ノ木平を堪能した後、半月山に向かいました。途中のスカイライン駐車場にはチャーターバスもすでに到着しており、そこで昼食を済ませます。ところが、良い事ばかりではありません。徐々に風雨が強くなり、気温も低下してきました。相変わらず、中禅寺湖の展望は全くありません!そこにバスがある事実は判断を歪めませんでした。よって、半月山への登頂は諦め、ここで山旅を終わりとしました。

今回は、雨模様の影響が大きかった山行でした。雨のおかげで美しく元気のよい新緑に接する機会に恵まれた反面、行程の変更を余儀なくされました。
登山には厳しい気象はつきものです。気象を正しく理解し、気象と友好する登山技術・知識を育成するのも重要であると感じます。





2026年5月17日 男体山(日光)

日本の多くの県庁所在地では、その地から望む事が出来る「美しい山」が存在します。例えば、盛岡市には岩手山・仙台市には宮城蔵王・福島市には吾妻連邦・・・昔から美しい山は信仰の対象であり、そこに人が集まって来た事が伺い知れます。
それでは我が宇都宮市はどうでしょうか?
ふと窓から望むと・・・男体山が見下ろしているではありませんか!

今日はその男体山にチャレンジします。中禅寺湖湖畔の「二荒山神社中宮」を出発し、ほぼ直登ルートを男体山頂上にある「二荒山神社奥宮」に向かいました。
その標高差は1489m!この標高差を乗り越えれば夏場のアルプスへの挑戦も大丈夫!!この思いを胸に皆頑張って登頂しました。

その思いを労うかのように今日は晴天無風。思っていたほど暑くもなく、快調に高度を上げて行くことが出来ました。花を目にする事はありませんでしたが、中禅寺湖ならびに社山・半月山の眺めは最高でした。
6合目を過ぎたあたりで、「ん。。。あれは富士山では?初めて男体山から富士山を見た」

最後のザレ場をもがき、ようやく山頂に到着しました。多くの人がたたずむ山頂です。視界は360度「日光白根・燧ヶ岳・至仏山・会津駒ケ岳・袈裟丸・女峰・・・」全て見えてます!!!
こんなに晴れた男体山は初めてです。凄い御利益を賜りました!!!!


下山はゆっくり・・・疲れた足をいたわるように
夏場に向けて、有意義な男体山チャレンジでした。








2026年5月10日(日) 鳴神山

定例ハイキングで群馬県の鳴滝山に行ってきました。鳴滝山はカッコウウで有名な山で、カッコソウを見たいので、いつかは行きたいと思っていたので、今回初めて行ってきました。
今日のコースは、鳴神山バス停→駒形登山口→雷神岳神社広場→鳴神山山頂→椚(くぬぎ)田峠→カッコウソウ群生地→椚田峠→赤柴登山口→駒形登山口→鳴神山バス停の周回コースでした。

バス停から駒形登山口までは舗装道路歩きで駒形登山口からは少し入ると沢筋を雷神神社まで登ります。沢筋には地域の人達が網で覆って山野草の植生を保護していました。沢筋には大きな岩があり沢山のイワタバコの葉が出ていました。また、このコースにはレンゲショウマの群生地もあるようで夏場はレンゲショウマやイワタバコが見頃になるのも楽しみです。そんな事を考えながら登って行くと雷神岳神社広場に到着しました。

広場で休憩後、今度は尾根筋を登り椚田峠分岐を右に行くと鳴神山山頂に到着しました。鳴神山山頂は狭いながらも360度の展望で男体山等の日光連山、赤城山等の群馬の山々も望むことができました。また来た道を少し戻り分岐を椚田峠へ向かうと、途中白いイワカガミが1株咲いていました。ヤマツツジの群落を下って行くと椚田峠に到着、ここでヤマツツジを見ながらのランチとなりました。

ランチ後椚田峠を右に向かうとお目当てのカッコソウの群生地に到着。群生地には何本かの登り旗も立っていて、数名のボランティアの方々がカッコソウ群生地の説明をしていました。群生地に入ると残念なことにちょっと時期がずれていたようで花は2株が咲いているのみでした。カッコソウの葉は沢山あり、群生地は地元のボランティアの方々が植生を守っているようで、ただ感謝です。ここから椚田峠へ戻り赤柴登山口を下山し、林道赤柴線を駒形登山口に戻ってきました。このコースにはヒイラギソウの群生地もあり、やはり保護されていました。
駒形登山口到着後は鳴神山バス停まで戻り、バスに乗車して集合場所まで戻りました。

天気も恵まれ沢山の花を観賞し、地域のボランティアのみなさんにも感謝し、良い仲間にも恵まれ、程よい疲れを残しながら無事家に到着しました。参加されたみなさん、お疲れ様でした。







2026年4月26日(日)足尾植樹祭&備前楯山

春の足尾植樹祭に参加してまいりました。最初にNPO法人の方から「足尾地区の植樹」に関する歴史的な背景を「紙芝居」によりお聞きしました。当時、日本の富国は重要な政策でしたが知識や技術が十分でなく、銅の採掘が環境破壊を生じさせてしまった事実!そして、環境を回復させる取組みの一つがこの「植樹」であることを認識しました。今日、私達はその活動に参加する誇りを持つ事になるのであります。

今回は、Aゾーン(高位置)の「戸四郎沢」の植樹です。各自コナラ・クヌギ・ヤマザクラの3本の苗を持ち、800段の階段を登り、植樹しました。かなりの運動量!後半の備前楯山まで足が持つのでしょうか?昨年まではBゾーン(低位置)だったのであっけなく植樹が終わってしまいましたが、今年は(高位置)であり満足感を得ることが出来ました。参加メンバーからも「キツイけど楽しく植樹出来た」と好評で、来年もAゾーンにした方が良さそうです。
また、ボランティアの高校生も頑張っています。可愛い事!可愛い事!みんな孫ですね・・・美しい日本の将来を担ってほしいと願う次第です。

予定より大分早く植樹デーが終わり、備前楯山への登頂に向かいます。行程中は、去年ほどの開花を見ることは出来ませんでした。1100mを超えるあたりからようやくミツバツツジを見ることが出来ました。今年は暑かったのでアカヤシオは終わってしまったみたいです。でも元気なミツバツツジは私達を勇気づけてくれました。
今日も多くの登山者が備前楯山に入山していました。植樹祭に参加した後にここに来た登山者も多く聞かれました。備前楯山の頂上は狭く、登山客も多く休憩していたので、眺めを一回り堪能したのち下山を始めました。

普段と少し違う山行でしたが、いろんな経験が出来ました。さて、いよいよ5月ですね!多くの山旅が待っています。安全に!楽しく!安く!のマロニエHCスローガンを具現化していきましょう。







2026年4月23日(木) 坂戸山

今日は午後から小雨の予報。そんな中でしたが、坂戸山のお花達の魅力に勝てず、山行を決行致しました。関越トンネルを抜けて新潟県に入りましたが、残雪がなく関東と同じような景色。春の1ヶ月はこんなに違うものなんですね(それとも今年の雪不足の象徴か…)

坂戸山登山口から登頂を開始しました。駐車場には平日にもかかわらず他府県の車が見られます。きっとGW中は凄い賑わいとなることでしょう!

薬師尾根コースを登ります。低山ではありますが、かなりの勾配が山頂まで続いてました。登山道の脇にはイワウチワが可憐に顔を覗かせ、タムシバが存在感を出しています。寺ヶ鼻コースとの分岐点あたりになると、雪をかぶった越後の山々と眼下の六日町の景観も加わり、楽しく一歩を踏み出せます。

そうこうしている中、何となく坂戸山頂上に到着してしまいました。時間に余裕があったので、大城まで足を延ばす事にしました。これが大正解!!カタクリの大群生です。それまで、カタクリは遅かったか(泣き)と思っていたので、思わぬ光景に大感激!!!大城まで、カタクリの群生が点在しており、何度も歩を止めてしまいました。

下山は城坂コースとしました。このコースはカタクリ群生の宝庫。「坂戸山が花の山」と言われる真骨頂ですね。しかも真近に・・・ここまで来た甲斐がありました。
雨???そんなの何処かに行ってしまいました。

新潟の花の山を存分に堪能できた山旅でした。角田山でも感じたのですが、雪とその山の花はその特殊な環境により、他とは違った生態系を持っているのですね。










2026年4月19日(日) 鳴虫山(日光)

春の気候の特徴的な状況が続いています。今のところ良い循環で天気周期が回っており、今週末も晴天に恵まれました。揚子江気団ありがとう!

日光市街の鳴虫山登山口から登頂を開始しました。登りやすい登山道を進み、神ノ主山(842)⇒892ピーク⇒1058ピークと稜線伝いにピークをクリアーしていきました。
標高が上がるにつれ、斜面にはヤシオツツジが顔を覗かせてきました。一方北側には日光連山がその隙間をぬって姿を見せています。
アカヤシオ(実際はピンクですが)と男体山&女峰山!絵になる景色ですね!!ヤシオツツジが周囲を構成するピーク、それこそが鳴虫山の頂上でした。

鳴虫山の穏やかな頂上で、長めの昼食。眼前にはアカヤシオを通しての男体山・太郎山・真名子。食と景がもたらす時間を堪能しました。

下山は含満ヶ淵に向かいます。少し急な斜面もありましたが、順調に下山していきます。少し傾斜が緩くなってきたあたりに、何やら白い花を纏った木々が見えてきました。ミツマタの群生です。含満ヶ淵に近いところなので、シーズンにはこの群生を見るためのハイカーもいるかもしれません。

含満ヶ淵では定番のお地蔵さんに出合い、少し上った所にある「日光の偉いお坊さんの墓石」に伏せ、今日の山旅を終了しました。
ところで、蛭(ヒル)は何処で何をしているのでしょうか?










2026年4月5日(日)晃石山~大平山

春の周期的な天候変化にヤキモキしていました。昨日の本格的な降雨で開催が危ぶまれた「晃石山・大平山」のウォーキングでしたが、みんなの願いがかないました。

清水寺(セイスイジ)を出発し、桜峠・晃石山・ぐみの木峠・大平山・謙信平と巡回する大平山山系としては中レベルの山行であります。
昨夜の風雨により桜の状況を心配しながらの登頂でしたが、桜の花は木ではなく登山道を埋め尽くしています。これはこれで美しい景観ですね!見ると登山靴のソールにも可憐な花びらが一杯。宇都宮より開花が早いのでしょうか???
そんな中でしたが、道端で色んな花に出会いながらの山旅となりました。

桜峠を経て、まもなく晃石神社さらに晃石山山頂にに到着しました。低山ではありますが、眼下に栃木市を一望することが出来ます。その為の休憩場所が各所に設置されており、ビギナーでも十分に楽しめる山系だと感じました。その後、ぐみの木峠~大平山~謙信平とアップダウンを繰り返しながら歩を進めます。謙信平で山行としては優雅な昼食(お団子もいただきました)を取り、余裕を持って六角堂に下りました。

今日は、晴れてはいるものの何となくカスミが掛かっているような天気であり、強烈な日差しがない代わりに遠くの山系を確認できなかったのは残念でした。
それは、次の機に期待したいと思います。
大平山山系の春の魅力を存分に味わった一日でした。
今回も参加者全員が安全に山行を完了することが出来ました。ありがとうございました。








2026年3月15日(日)春の安全講習会 古賀志山

マロニエHCでは、登山の安全遂行の為に、安全講習会を春と秋に実施しております。

今日は山岳事故の要因として重要な「地形」をテーマとし、「地形を読む知識」の取得を目指しました。
「2.5万分の1の地形図」を例にして、等高線の理解・等高線が意味する地形の把握・地形図に示してある情報・地形図から登山行程を予測する・・・地形図に関する多くの知見を得るに至りました。
次に待っていたのは、コンパスの使い方の実技!なかなか出来ないメンバーもいます。
でも、悲鳴から歓喜に変わる瞬間に立ち会えることが出来たのは、嬉しいですね!

ただ、講習があまりにも活発であった為に、座学中の写真の撮影を忘れてしまいました。大変申し訳ございません...

その後、場所を古賀志山に移し、レスキューの実技練習を行いました。
8名のグループに別れ、「2-1 ロープレスキュー」を実践練習を致しました。
今回は難しいロープワークでした。最初、戸惑いも見られましたが、全員がそれぞれの役目を経験する中で、満足感を味わえた実技講習でした。
「ロープワークってこんなに楽しいものだったんですね」こんな言葉さえ出る始末!
ベテラン・初心者のそれぞれがロープレスキューの実技により、「必要な装備」「ロープワークを習得する意義」「救助技術を身につける重要性」を感じ取ることが出来たと感じております。
また、ロープレスキューを体験する為に、多くのロープ・スリング・カラビナの集積をお願い致しました。御協力いただいたお礼をこの場でいたしたく存じます。ありがとうございました。

午後は、古賀志山の北コース~中尾根~二枚岩のルートを歩行しました。このルートは初めてのメンバーも多く、マロニエHCらしく「楽しく安全な山行」を実践することが出来ました。

全てが大いに参考になる講習でした。今後高い山や厳しい山の山行も待っております。今回得た知見や経験は必ずを安全登山に生かせるものと信じております。