2023年10月1日(日)富士山吉田登山道五合目から下山

この時期に富士山ですか?下山? 私は富士山は5合目から上に行く事しか知りませんでした。富士山には0合目から5合目まであるのです。今日はその初体験となります。

スバルライン5合目にある奥庭自然公園の探索から今日の山行を開始しました。ボランティアガイドさんから案内ならびに説明をしていただき、富士山の成り立ち・地形の特徴・森林の素性等々、 なかなか聞けない事を学ぶことが出来、富士山は奇跡の山である事を改めて知りました。ガイドさんありがとうございました。

奥庭駐車場から御中道を歩きました。この道も初めての経験です。私たちは、5合目から登ることだけに意識を持ちすぎていたのではないでしょうか・・・。御庭エリアを一気に登ります。本日唯一の楽しい登りであります。 最高地点の「あずまや」からは殆ど水平であり、富士山5合目の自然を楽しみながら、スバルライン5合目駐車場、5合目佐藤小屋まで歩を進めました。

佐藤小屋からは、本格的な登山道を下って行きます。途中毎に多くの史跡を目にします。スバルラインや吉田登山林道が作られる前は、この登山道が富士山へのアクセス路だった事が明確にわかります。 3~5合目付近には、薄雲が立ちこめており、森林帯の下山道だったので、景観的なアメージングは少なかったが、多くの歴史的な驚きを得ることが出来ました。

いつもと違う驚きの中で終了した山行でした。ただ、終わってみると19㎞の山道を歩いており、今年最長の歩きでした。下山とはいえ、されど富士山ですね!














2023年7月11日(火)~12日(水)富士山 自主山行

ほんの5分の会話の中で決まってしまった富士山!「富士山は見る山であり、登る山ではない」との考えも解るが、でも富士山です。他の山とは違ったアメージングな経験をもたらしてくれる山です。 今回の目的の一つは「御来光」です。よって、登頂中でも御来光を見ることが可能な「吉田ルート」を選択し、渋滞を避ける為に火曜日出発の1泊2日の工程としました。 戦いは、5月初旬から始まりました。山小屋予約解禁日にWebアクセスしたにもかかわらず、8合目は既に満室状態。何とか7合目を確保できたので、富士山登頂を決行する事にしました。 ところで、11日12日の登山指数は、Cのまま・・・上空の強風を覚悟して、富士スバルライン5合目を9時に出発しました。 7合目までは特に急登も無く、滑りやすい登山道ではありましたが、順調に7合目の「トモエ館」に昼頃には到着しました。 平日にもかかわらず、多くの登山客がトモエ館前を通過して行きます。日本語よりも外国語(特に中国語)が飛び交います。中国からのツアー客でしょう。このガイドは大変ですね・・・ 割と快適に就寝して、12日は2時に7合目を出発しました。御来光客での混雑は全くありません。多少雲がかかっており星空は十分に鑑賞できそうにありませんが、御来光には十分な天候です。 7合目からは登山道が一転して岩場の登りが中心です。各自ヘッドライトで足元を確認しながらの登りです。だんだん空気が薄くなったせいでしょうか、呼吸が早まってきています。 8合目半に到着したころ徐々に東の空が赤く染まりだし、ここで御来光を待つ事にしました。間もなく、見えてきました!!!御来光です。この瞬間の為に、ここに来ているのです。 頂上まで、あと少し。時折突風が吹く中、身体が持っていかれない様、注意をしながらの最後の踏ん張りです。 吉田ルート頂上の浅間神社に到着。頂上は強風が吹き荒れ、危険な状況と判断しました。目の前に剣が峰が見えるのですが、御鉢回りも断念!!! 早々に下山する事にしました。下山は楽しい砂走りを下ります。ただ、突風がここにも押し寄せてきます。砂が舞い、全身火山灰の砂まみれ!早く温泉に入りたい・・・ 楽しい砂走りも3時間もやっていると飽きてきます。丁度飽きたころ6合目に到着しました。 振り返ると雄大な富士山が見えています。私たちは、先程まであそこに居たのですね。大きな満足感と供に富士山山行を終了しました。 誰かが言いました。今度は剣が峰まで行きたいね・・・エッ~また行くの(*’ω’*)