2023年8月25日(金)~27日(日)五竜岳・唐松岳

北アルプス北部の100名山である五竜岳に行ってきました。

<1日目> 八方池山荘(第一ケルン) → 八方池 → 丸山ケルン → 唐松岳頂上山荘

ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、第一ケルンに到着し,30分遅れで八方池山荘を出発しました。登山道は山腹を巻きながら緩やかに高度を稼いでいきます。 登山道の周囲を着飾る高山植物も豊富です。第二ケルンで尾根道となりますが、なだらかな道のりは変わりません。八方池で食事を取りました。何と結婚式をやっているではないか!「お幸せに」と願うばかりです。 段々と傾斜も増し、ダケカンバの林間を抜けると丸山ケルンに到着です。美しいが荒々しい白馬山系の眺めが神々しい限りです。登山道も岩場が目立つようになりようやく稜線に出ると、そこに唐松岳頂上山荘がありました。 1時間ほど遅れましたが、15時に山荘に到着しました。すぐそこには唐松岳が美しくそびえています。早速、頂上までのピストンを開始しましたが、雷ゴロゴロ。今回は自粛する事としました。 案の定、厳しい雨となり、良き判断だったと思っています。 唐松頂上山荘周囲の探索にとどまりましたが、唐松岳・唐松沢・剱岳・立山の展望を楽しむことが出来ました。

<2日目> 唐松岳頂上山荘 → 大黒岳 → 鞍部(ハイマツ帯)→ 五竜山荘 → 五竜岳 → 五竜山荘

今日は唐松岳から南下し、五竜岳までの縦走です。大黒岳を越えるまでは岩場の連続であり、慎重にパスして行きます。ルートがしっかりしており、要所には鎖が設置してあるが、そこは北アルプスの縦走らしく、迫力があります。 北アルプスにはこのような縦走が多々あり、事前に歩行技術を備えておくことが必要条件であると改めて感じました。ただ、縦走中は行く手の白岳・西の方向には剱岳の眺めを堪能することが出来、これぞ北アルプスの縦走です。 鞍部にたどり着くと緩やかな登りになり、白岳をトラバースすると眼下に五竜山荘が見えてきました。天候に不安が有りましたが、15時までには帰還する目安で11時半から五竜岳にアタックを試みました。 しばらく登っていくと、岩場となります。黄色のペンキマークを外さないように、鎖を有効に利用しながら、慎重に登っていきます。もうすぐ山頂に到着するところでしたが、雨が・・・・ 残念ですが、ここで引き返す事にしました。あと標高差65mでした。少し下り、何とか雨具を着れるような場所で安全に気を付けながら雨具を装着し、濡れた岩に気を付けながら、無事に五竜山荘に帰還することが出来ました。 苦労した分、食事も大満足! 酒も上手い!!

<3日目> 五竜山荘 → 西遠見山 → 大遠見山→ 子遠見山 → アルプス平(高山植物園)

五竜山荘から遠見尾根を下山しました。天候は午前中は良好との事であり、五竜岳や鹿島槍を眺めながらの下山です。間も無くリフト到着駅です。 朝方、昨日からの雨のせいか富山側には雲が立ちこめ、山肌を上がってきています。一方、東は朝日がサンサンと輝いています。 アレ?私の姿が雲に映されています。「ブロッケン現象です」!!!初めて見る光景です。嗚呼、カメラが無い・・・・誰か写して・・・・・    朝から良い事があった中、予定通りに五竜山荘を出発しました。・・・また来るからね・・・ 痩せ尾根や鎖場もある下りごたえのある尾根道を下っていきますが、それでも大小5ヵ所のピークを越えて行きます。三日目の足なので、疲労を感じる場面もあります。 それでも、五竜・鹿島槍・八峰キレットの展望は、登山者の魂を擽ってくれます。 子遠見山を過ぎると、ハイキングレベルの歩行に変わってきました。お花畑を経由して、まもなくリフト到着駅に到着しました。

この山行もそろそろ終わりを迎えます。とても楽しいアメージングな3日間でした。次は何処に行こうか・・・ とりあえずは、温泉に入りたい。












2件のリビジョン









五竜岳・唐松岳で出会った花🌸


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