2023年7月8日(土)~9日(日)早池峰山~五葉山

今年初めての宿泊山行です。宿泊が初めてのメンバーも居て楽しみにしていました。 今回の早池峰山と五葉山は共に特有の高山植物を有する北上高地を代表する山です。花好きのメンバーには堪らない山行です。早朝、雨にもめげず東北道をひたすら北上します。大谷選手や菊池選手を生んだ花巻を抜けるといよいよ早池峰です。 誰もがレインウェアを装着し早池峰のお花畑位まで行けたら満足かな???と思っていましたが小田越に到着するころから青空が見えて来ました。 なんということでしょう!雨の心配どころか日焼けの心配が出てきました。これだから山は面白いですね!(逆もありますが…) そんな訳で梅雨時の爽やかな空気のなか早池峰の山頂を目指します。早々に滑りやすい蛇紋岩が待っていました。 足位置に気を付けながらの急登でしたが、お花畑への期待感が私達のドライビングフォースです。隣の薬師岳が下方に見える頃いよいよ🌸お花畑の登場です。 ハヤチネウスユキソウ(エーデルワイスと近似らしい、でも実物は見たことが無い)やナンブトラノオの早池峰山固有種も確認することが出来ました。 五合目御金蔵から頂上までは、さらに厳しい岩場ですが礫地の高山植物を絶えず観賞しながらの、厳しくも楽しい登頂でした。これも天気のお陰です! 早池峰山はなぜ固有種が多いのか?山の年齢/蛇紋岩地質/気候が特徴的なのか?面白いですね。 翌日、五葉山に向かいます。赤坂峠から登頂です。朝方は山頂付近が強風との情報でしたが、とんでもない!無風で暑いです。 樹林帯の中、賽の河原・畳石をクリアーして行きます。昨日の疲労もなんのその!滑らない登山道は最高ですね。 しゃくなげ荘を越えるとまもなく広い山頂に到着しました。残念ながら、周囲の山々には雲がかかっており、展望は出来ませんでした。昨日登頂した早池峰も見られません。 でも、周囲にはハクサンシャクナゲが咲き乱れ、眼下には釜石・大船渡の海岸線が見られます。美しい山頂を持つ、素敵な山でした。 この五葉山だけ晴れたのかな? 梅雨時にも関わらず一度もレインウェアに袖を通さない奇跡の2日間でした。













花の早池峰山💠 / ひでりんさんの早池峰山・薬師岳・鶏頭山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

カテゴリー 定例ハイキング岩手県 タグ .

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