2026年8月2日(日)~ 3日(月) 白山

白山は田中澄江さんの著書「花の百名山」の中で、“匂い立つような花の山であった。”と記されています。
石川県と岐阜県にまたがるその優美な白い姿はいにしえの歌人が“しらやま”と和歌に詠み、もちろん日本百名山にも名を連ね、また富士山、立山と並ぶ三大霊山でもあります。
そんな憧れの名峰に行く今回のメンバーのお目当てはやっぱりお花!8月初めのこの時期は白山が最も花に彩られる時期であり、幸いにもお天気もよさそう。宇都宮から朝早く出て登山口までの長い道中も期待に胸が膨らむばかりです。

やはり人気の山の人気のシーズンですね。市ノ瀬ビジターセンターの駐車場は満車寸前。バスで別当出合の登山口に移動し、そこからいざ出発。と思ったら、えっ吊り橋?揺れる揺れる~。気を取り直して砂防新道側からまずは1日目の宿の白山室堂を目指します。なんだか前もって持っていたイメージより急登では?憧れの山は楽させてはくれませんね。
今日の白山は大賑わいです。大勢のハイカーとすれ違って、“お花咲いてるよ~”などと言って貰うと疲れと寝不足も気になりません(?)。

中飯場で休憩。そこから甚之助避難小屋を過ぎたあたりから樹林帯が終わり、そこからはもうお花、お花です。こっちにハクサンフウロ、あっちにハクサンコザクラ(ハクサン〇〇と言う名前がついたお花が多いですね。)ミヤマキンポウゲ、コバイケイソウ、チングルマ・・、とても全部は挙げられません。
メンバーもお花の咲く所では、“キャー”とか“これこれ~”とか言ってなかなか前に進まず、リーダーとしては悩ましい状況です。

眺望の良い木道のあるところから最後の上りを言ったところで今夜の宿の白山室堂です。
受付を済ませて、荷物を置いて夕食。やっぱりここはビールで乾杯。
消灯までの時間は小屋の周辺にクロユリの群生地があると言う事でそこを散策です。クロユリに会えて大満足!ですが、このお花は結構匂いが微妙なのですね。

翌日は午後からお天気が崩れると言う予報なので、朝食前に登頂とお池巡りをする事にしました。暗い時間に出発し、最高点の御前峰についた時は残念!周りはガスで真っ白!でもその後のお池巡りでは少しづつ日が差してきて、白山のお池の景色も眺める事ができ、ここでも多くのお花に会う事ができました。
 朝食を食べたらいよいよ下山。登りのルートとは違う観光新道を、ここでも斜面一面のお花畑に囲まれながら下ります。いよいよ白山とお別れ・・などと感慨に耽りながら歩いていたら、下山まであと400mくらいの所でいきなりの土砂降りの雨!こんなにずぶ濡れになったのは何年振り?最後まで思い出を作ってくれますね。
 
 今回はアクセスの長い旅でしたが、白山は想像以上に美しい山でした。また行ってみたいと思える想い出深い2日間となりました。














2023年7月8日(土)~9日(日)早池峰山~五葉山

今年初めての宿泊山行です。宿泊が初めてのメンバーも居て楽しみにしていました。 今回の早池峰山と五葉山は共に特有の高山植物を有する北上高地を代表する山です。花好きのメンバーには堪らない山行です。早朝、雨にもめげず東北道をひたすら北上します。大谷選手や菊池選手を生んだ花巻を抜けるといよいよ早池峰です。 誰もがレインウェアを装着し早池峰のお花畑位まで行けたら満足かな???と思っていましたが小田越に到着するころから青空が見えて来ました。 なんということでしょう!雨の心配どころか日焼けの心配が出てきました。これだから山は面白いですね!(逆もありますが…) そんな訳で梅雨時の爽やかな空気のなか早池峰の山頂を目指します。早々に滑りやすい蛇紋岩が待っていました。 足位置に気を付けながらの急登でしたが、お花畑への期待感が私達のドライビングフォースです。隣の薬師岳が下方に見える頃いよいよ🌸お花畑の登場です。 ハヤチネウスユキソウ(エーデルワイスと近似らしい、でも実物は見たことが無い)やナンブトラノオの早池峰山固有種も確認することが出来ました。 五合目御金蔵から頂上までは、さらに厳しい岩場ですが礫地の高山植物を絶えず観賞しながらの、厳しくも楽しい登頂でした。これも天気のお陰です! 早池峰山はなぜ固有種が多いのか?山の年齢/蛇紋岩地質/気候が特徴的なのか?面白いですね。 翌日、五葉山に向かいます。赤坂峠から登頂です。朝方は山頂付近が強風との情報でしたが、とんでもない!無風で暑いです。 樹林帯の中、賽の河原・畳石をクリアーして行きます。昨日の疲労もなんのその!滑らない登山道は最高ですね。 しゃくなげ荘を越えるとまもなく広い山頂に到着しました。残念ながら、周囲の山々には雲がかかっており、展望は出来ませんでした。昨日登頂した早池峰も見られません。 でも、周囲にはハクサンシャクナゲが咲き乱れ、眼下には釜石・大船渡の海岸線が見られます。美しい山頂を持つ、素敵な山でした。 この五葉山だけ晴れたのかな? 梅雨時にも関わらず一度もレインウェアに袖を通さない奇跡の2日間でした。













花の早池峰山💠 / ひでりんさんの早池峰山・薬師岳・鶏頭山の活動データ | YAMAP / ヤマップ