2026年7月26日(日) 棒ノ折山

棒ノ折山のリベンジです。この山旅は6月中旬に計画していましたが雨天中止となっていました。今回何とか達成したいのであります。

棒ノ折山には白谷沢登山口から入山しました。スルスルと高度を上げて行くと沢との距離も近づいてきました。そして藤懸の滝に達するとそこが白沢谷になります。ゴルジュ帯と呼ばれる美しくもアメージングな渓谷美を堪能する事が出来ました。濡れた岩にイワタバコが群生し、花の時期ではないものの十分に私達を楽しませてくれました。

スリップに気を付けながら渓谷を抜け岩茸石で一休み。権治利峠に備えます。少し雲が出てきており蒸し暑くはありますが、灼熱というわけではなく急坂を登りきるには最適です。
標高差150mの急坂を登り切り峠に出ると、棒ノ折山山頂まではもう一息です。山頂には絶景が待っています。頑張りましょう!

山頂の木道に足を置いたとたんにポツリと来るものが・・・東屋の隣にあるデーブルですぐに昼食を取ります。景観は全くありません!雷鳴も少し・・・<ザー>恐れていた雨がやってきました。
今日のてんくらでは「午前中A、正午C、午後B」ピッタリ合ってしまいました・・・
東屋には多くの人が集まり、天候の回復を待ちます。
上空の雲が動き、少し雲が薄くなったタイミングを計って、下山を開始しました。足元に十分気をつけながら岩茸石まで下山し、そこからは滝ケ平尾根をさわらびの湯に向けて一挙に下山しました。

今年は天候に恵まれ初めて雨具を使用するというメンバーも多く、水・緑・岩の行程変化に対応するだけでなく、雨天山行の経験も出来た貴重な山旅でした。







2026年7月18日(土)~19日(日) 鳥海山

今日は待ちに待った鳥海山です。いにしえから東北一番の名峰と呼ばれ、庄内平野に大きくそびえ立つその姿は、誰もが憧れを抱くものであります。また、花の宝庫としても有名であり、高山植物を愛でながら醍醐味のある登山を楽しみたいのであります。
ところが、てんくらの登山指数はA~Cを行ったり来たり!最終的にはCに落ち着いてしまいました。天気図を見ると男鹿半島あたりに低気圧があり、てんくらCは仕方がないですね・・・

18日に象潟の海岸で歴史的史跡を楽しんだ後、翌19日4時半に鉾立登山口から鳥海山に入山しました。頂上付近は厚い雲に覆われておりますが、登山道脇には可憐な高山植物が咲乱れ、これだけでも十分に満足させてくれました。
賽の河原~雪渓横を進んでいくと、恐れていた雨がやってきました。さらに御浜小屋から尾根に出ると、ものすごい風です。てんくらでは13mでしたが、15mはあると思いました。
(ちなみに15m/secの風は約12kgの物体を1m持上げる運動エネルギーを持っており、危険な状況です)

眼下に見える筈の「鳥海湖」も全く見えません。連なっているはずの尾根道も見えません!せめて集合写真と思いましたが、マロニエフラッグが飛んでいきそうで掲げる事が出来ません。
大変残念ではありますが、ここで登頂を断念する事にしました。登山エキスパートからは、強風による撤退は「勇気ある撤退」と称されます。私達も勇気をもって撤退する事に致しました。

それでもメンバーの表情には「勇気ある決断をした満足感」からか、清々しい思いを感じ取ることができます。
この強風の体験は、必ずノウハウとして残ります。
鳥海山は動きませんから、また挑戦すれば良いのです。








鳥海山で出会った高山植物







2026年7月12日(日)四阿山~根子岳

梅雨の末期はデリケートです。九州・四国に横たわるはずの梅雨前線が本州に突然現れたり・消えたり...予測がつかないですね
そんな中、今日は菅平高原を存分に楽しみたく、四阿山と根子岳の豪華二本立てです。

晴れ間はないのですが、予測していたガスもなく、周囲の北アルプス・八ヶ岳・中央アルプスの山容を見ることができます。二年前の同時期に根子岳をピストンしておりますが、その時は雨天であった為、何も見えなかったのですが、今日はどうも違うようです。
菅平牧場から樹林帯を尾根伝いに登って行き、そろそろ視界が開くかな?と思ったら根子岳への分岐に出ました。それまでは樹林帯を登って来たわけですがそんな中でも樹林の隙間から見える山容は、見事であります。お花たちも堂々と主張するわけでもなく、さり気なく・・・
さらに、分岐においては根子岳の美しい緑が眼を潤ませてくれます。さて、四阿山山頂までもうひと踏ん張りです。富士山も遠くから応援してくれてます!

四阿山山頂で360度の視界を堪能し、足を次のターゲットである根子岳に向けることにします。
早速、今日一番の急坂を降りていきます。樹木の根っこが絡み合い予断を許しません!ここはまだ四阿山の傾斜であり、根子岳ではないのに…そもそも根子岳の語源は四阿山と合わせて猫の耳の形の山容から来ているみたいで、何で猫から根子に変わったのか???
300m降下しコルから根子岳山頂へ200mの登り返しになります。こちらの斜面は緑が美しい根子岳への登山道であり、その名の根っ子はありません。
順調に登っていくと、すぐそばの樹木にホシガラスを発見!しっかりモデルになってくれました。頑張れ!と言わんばかりの表情を見せてくれております。いよいよ根子岳の広い頂上に到着しました。2月のスノーシューハイク以来、5ヶ月ぶりの再開であります。根子岳は私達を晴れ間と共に待っていてくれました。

2024年に登頂の際は雨天でありリベンジを誓ったのですが、そのリベンジが大満足!!四阿山&根子岳をシンボルとした「菅平高原」を十分に堪能した一日でした。









2026年7月4日(土)燧ヶ岳

今日は尾瀬の景観を描き出すシンボルの一つ「燧ヶ岳」に挑みます。東北地方では最高標高の山(2356m)です。皆頑張りましょう!
今回は時間短縮の観点もあり、東北道を使用しての塩原からのアクセスとしました。こちらも塩原・関谷を抜けるとコンビニが全くありません。このルートは、燧ヶ岳・会津駒ケ岳・田代山のアクセスルートであり、スキーのアクセスルートでもあります。コンビニが無い事を認知しておかなければなりません。

さて、雲も薄くなり始めたなか、尾瀬御池から燧ヶ岳登頂を開始しました。先ず私達を待ち受けているのは広沢田代までの急登です。樹林の合間を抜けながらどんどん高度を増していきます。暑くはないのですが、空気が澱み湿気に包まれた感覚です。でも、湿原にたどり着くと心地よい空気流れ、今までの苦労を癒してくれます。木道の周りには可憐な花々も私達を迎え入れてくれます。ここに来ただけでも大きな満足感を得ることが出来ますね!ここ迄にしようと言い出すメンバーが出てこないか?心配してました・・・
それもつかの間、熊沢田代への先ほどと同様な樹林帯の急登。供に、湿原に入ると風も涼しく別世界を感じることが出来ますが、そこに行くまでの樹林帯はまさに神が与えた悪戯でしょうかね。
登山道はかなり荒れており、増水すれば川になるのは明らか!登りも降りも神経をつかう登山道であります。軽い転倒はヤムナシ。大きな転倒さえなければ良しとしましょう。

熊沢田代からは2000m級の高山らしい登りとなってきました。ハイマツやシャクナゲが覆う尾根を登ったかと思えば、残雪域の直登(でも、残雪が無ければ厳しいガレ場であり、私は残雪の方が良い)、最後は岩場を登り切り、第一のピーク「爼嵓(マナイタグラ)」に到着しました。
登頂中 時折、会津駒ケ岳・平ケ岳・帝釈山の雄姿を望んできましたが、ここで一挙に尾瀬の展望が開けます。尾瀬ではいつも見上げていた燧ヶ岳ですが、今日は燧ヶ岳から尾瀬を見下ろしているんですね!尾瀬沼・尾瀬ヶ原・至仏山・・・きりがありません!

下山にも時間がかかる行程ですので名残惜しいとこではありますが、下山の途に就きました。厳しい登りの地点は、降りも厳しい。安全に気を付けて慎重に下山しました。

やはり燧ヶ岳は強敵でした。厳しいコースの上、道が降雨の影響で荒れており、夏本番の山行遂行への前哨戦としては、非常に良い知見を得られた山行でありました。