2025年4月27日(日)足尾植樹&備前楯山

雲一つ無い晴天に恵まれて、足尾の山「春の植樹デー」に参加しました。
集合場所である足尾砂防ダム駐車場に到着。

NPO法人「足尾に緑を育てる会」4代目齋藤会長から、銅山による荒廃した山の歴史と植樹活動の取り組みについての説明をお聞きした後、久蔵口植樹地に向かいました。
一人づつ、スタッフの学生さん達が準備して下さったバケツを受け取ります。
中には苗木3本・ペットボトル入り水3ヶ・土・スコップが入ってました。
案内された植樹場所に20㎝間隔で穴を掘るのですが、土が硬くて中々大変です。
でも良く掘らないと苗木が育ちにくいので、頑張って下穴を掘り、立派に育って欲しいと祈りながら水をかけました。
周りを見渡すと、いつの間にか周りは植樹をするボランティアの方達で一杯になっており、表情から心を一つにしていると感じました。

終了後、近くの山「備前楯山」に登りました。
登山開始後、少し登るとすぐに中倉山の「孤高のブナ」が見えて来ました。
涼しい風が吹いて気持が良く、新緑の中のトウゴクミツバツツジが鮮やかで奇麗です。
更に登って行くと、何と登山道両側に見頃のアカヤシオが沢山沢山咲き誇っているではありませんか!
皆思わず歓声を上げて見とれています。
最高の時期と見えて、他の登山客も大変多くて、すれ違いも大変、且つ頂上までずっと大賑わいでした。

今日は春爛漫で、気持良く植樹ボランティアが出来、また素晴らしい花々に出会えて、充実した一日を過ごす事が出来ました。




2025年4月20日(日)裏筑波山

筑波山は茨城を代表する山であり、「日本百名山」でもあります。
宇都宮からのアクセスも良く、マロニエHCも毎年のように登頂しています。・・・ケーブルカーもあるし・・・
今年は志向を変更!裏筑波の道のりを楽しもうとのコンセプトを掲げ、薬王院Pからの登山ルートとしました。

登山道はおそろしく整備されており、危険個所は全くありません。
御幸ヶ原まではずーっとこんな感じのハイキングロードなんでしょうね。ただ、登るにつれ可愛い花が目についてきました。まさに狙い通りの山行になってきました。
表にはない風情ですね!筑波山は表と裏で山容が異なっているのですね。

それでもメンバーが大好きな???階段を気合を入れて登り切ると稜線に出ました。
すれ違う登山者も多くなり、御幸ヶ原が近い事を示しています。
御幸ヶ原に出ると、表側からの雲が女体山にぶつかり、雲がせり上がってくる光景が見られています。アルプスならともかく、筑波山でもこんな光景が見れるとは思ってもいませんでした。・・・拍手・・・

男体山を余裕で登頂した後、対面する女体山に向かいます。頂上付近では、まさに老若男女がひしめいています。展望には期待できない故、早々に女体山を降り、奇岩域を通過して、つつじヶ丘に下山しました。

今日の山行は、通して晴れ間が無く、日光連山どころか霞ヶ浦も見えませんでした。
でも、その代わりに、裏筑波のお花達に会う事が出来ました。
筑波山の違った一面を見て、ますます筑波山を好きになった一日でした。









2025年4月12日(土)三ツ岩岳

降雨に挟まれた奇跡的な晴れの日です。今日は群馬県の三ツ岩岳に登ってきました。
アカヤシオ群生で有名なこの地でありますが、いつもと少し違う春の日々!
果たしてどうでしょうか?

三ツ岩岳は、大仁田ダムに隣接した竜王里宮登山からスタートしました。
思いのほか急登です。さらに昨日の降雨のせいかスリップに気を付けながらの登頂となりました。竜王大権現を過ぎると視界に稜線が見えてきますが、山の名の通りゴツゴツした岩が四方に顔を出してきました。頂上近くでは岩登りも体験させてくれました。
頂上はそんなに広くないので、グループを分けて登頂しました。上州の山々に囲まれた展望を味わい、山の間に浅間山の頂きを見ることが出来ました。晴天に感謝する次第であります。
この山は結構な岩山ですね…宇都宮の古賀志山に似てます。
出会った他府県の登山者と古賀志山の話で盛り上がる場面もあり、共通点があると感じました。

山全体にアカヤシオ群生を見られそうなのですが、今年に於いては少し時期が早かったようです。花芽はついており、一週間もすればアカヤシオで彩られた三ツ岩岳を観賞する事が出来ると思います。それも見たいですね!

それでも晴天に恵まれ、適度な緊張感のある岩場もあり、上州の山らしい奥深さを感じられる山旅でした。








2025年4月3日(木)角田山

少し雨模様かな?と思う中、新潟に向けて出発しました。
今日の目的地は新潟市の南西に位置する角田山です。
山頂からは日本海はもとより新潟平野・佐渡島・越後の山々が望める筈であり、普段と違う景色に期待するところであります。

関越トンネルを抜けると一面の雪景色!関東と新潟県ではこんなに違うものなんですね。日本海に近づくと積雪も無くなり、向かう角田山にも雪の光景はありません。
五か峠登山口から登頂を開始しました。
登山道は雪解けまじかの為かドロドロになっています。パンツの裾の汚れを気にしながらスリップに注意して高度を上げていきます。尾根道の周りにはカタクリが咲き乱れています。宇都宮のカタクリよりも大きいし、色が濃いと思います。気候の違いなのか?品種の違いなのか?
角田山山頂を経由して観音堂に到着しました。新潟平野が一望できますね!あいにく山の方は雲がかかっており飯豊連峰も見えませんが、日本海側は海岸に打ち上げる波を確認することも出来ます。そこでは多くの登山者がお昼を取っており、人気のスポットである事が伺い知れます。
いつの間にか空模様が怪しくなり、ポツリと雨を感じました。角田岬に向けて下山を開始しました。雨はそれほど強くはなりませんが、相変わらずのドロドロ登山道です。
でも、下山ルートのお花達も可愛い姿を見せてくれており、最後までずっと語り掛けてくれました。
灯台が見えてくると間もなく角田岬に到着します。
沢山のお花達と共に過ごした至福の5時間でした。ありがとう!