
深田久弥先生の終焉の地として有名な「茅ヶ岳」に行ってきました。作家であり登山家でもあった同氏は、茅ヶ岳の頂上間近で脳卒中の為にお亡くなりになられました。謹んでご冥福をお祈り致します。 深田記念公園から女岩ルートを進みました。曇天の中、いつ降雨になってもおかしくありません。スタートして1時間も経たないうちにレインを装着する事になってしまいました。降雨も登山の内!と言い聞かせる始末・・・ 女岩からは傾斜もきつくなり、岩場も出てきました。楽しいが滑りやすい岩場を3点支持を使いながらクリアーすると、まもなく稜線に出ました。ようやく視界も開け、樹々の間から周囲の山容を楽しめると思いきや、名立たる山々は厚い雲に覆われ残念な結果に終わってしまいました。 さらに稜線を茅ヶ岳に向かうと、小さな墓標があり、そこに深田久弥先生の名が掘ってあります。真新しい生花も備えてあります。 まさにここが「終焉の地」なんですね! ・・・・・黙祷・・・・・ 1971年3月21日ここで脳卒中を起こされたのであります! まだまだ急登が続いてますが、少し行くと思っていたより広い頂上に到着しました。深田久弥先生はもう少しで頂上に到達していたのですね。さぞかし残念だったと思われます。 ここで奇跡が!!!頂上のみ晴れてきました!本日初めての太陽光線を浴びております!暑いのであります! でも周囲には厚い雲がかかっており、本来見える筈の「八ヶ岳・南アルプス・富士山」は見えません。茅ヶ岳頂上の360度の展望は、次回のお楽しみになってしまいました。 途中、頂上と裾野を雲で隠した「富士山」が一瞬見えたのが救いでしたね。 暖かい頂上でくつろいだ後、千本桜分岐経由で下山しました。往路の女岩のような岩場はなく、軽快に下って行きました。勾配の変化も少なく、三角定規の斜面を降りていくイメージです。メンバーは「水を得た魚」のようでした・・・ そして、深田記念公園に全員無事に戻ってきました。私達も同氏が選定した「日本百名山」には大変お世話になっています。改めて、黙祷!















































