
「この山、安全講習会の実践にいいのでは…」 今日は奥久慈にある標高552mの鍋足山に行ってきました。 猪鼻峠を出発するとすぐに前述の言葉が・・・・552mの低山ですが、その行程は変化に富み、私達を飽きさせません。次々に課題が登場しそうで、ワクワクしますね。 鍋足山は予測通りの山行を楽しませてくれました。奥久慈の山々もなかなか面白いですね! 晩秋の冷たい空気のなか、地図には表しきれないアップダウンを繰り返しながら、鍋足山三角点の552mに向けて高度を上げて行きます。多くの岩場がありますが、皆で協力してパスする事が出来ました。そこには、多すぎるほどのトラックロープが張られており、地元の方々の安全に対する思いを感じ取ることも出来ました。 また、この地の岩場は非常に堅く、浮石がほとんどなくホールドがしやすい特徴があります。よって、3点指示のレクチャーもしやすく、良い教材になりました。 山行終了時には「なんだか岩場が上手になったみたい」今日来てよかったんじゃない! 特筆すべきは岩場だけではありません。今、この地は丁度紅葉の季節だったのであります。周囲には赤・黄・緑のコントラスト!堂々たる山々の紅葉もいいけど、この地のようなコンパクトにまとまった紅葉もいいですね! 落ち葉の絨毯を踏みしめながら歩を進めると、まもなく何故か三角点よりも低い529mの鍋足山山頂に到着しました。 奥久慈の山々を広く見渡す眺めです。遠く鹿島灘もかすかに… 晩秋の奥久慈を十分に味わった山旅になりました。最後にリンゴで乾杯!










