2025年4月3日(木)角田山

少し雨模様かな?と思う中、新潟に向けて出発しました。
今日の目的地は新潟市の南西に位置する角田山です。
山頂からは日本海はもとより新潟平野・佐渡島・越後の山々が望める筈であり、普段と違う景色に期待するところであります。

関越トンネルを抜けると一面の雪景色!関東と新潟県ではこんなに違うものなんですね。日本海に近づくと積雪も無くなり、向かう角田山にも雪の光景はありません。
五か峠登山口から登頂を開始しました。
登山道は雪解けまじかの為かドロドロになっています。パンツの裾の汚れを気にしながらスリップに注意して高度を上げていきます。尾根道の周りにはカタクリが咲き乱れています。宇都宮のカタクリよりも大きいし、色が濃いと思います。気候の違いなのか?品種の違いなのか?
角田山山頂を経由して観音堂に到着しました。新潟平野が一望できますね!あいにく山の方は雲がかかっており飯豊連峰も見えませんが、日本海側は海岸に打ち上げる波を確認することも出来ます。そこでは多くの登山者がお昼を取っており、人気のスポットである事が伺い知れます。
いつの間にか空模様が怪しくなり、ポツリと雨を感じました。角田岬に向けて下山を開始しました。雨はそれほど強くはなりませんが、相変わらずのドロドロ登山道です。
でも、下山ルートのお花達も可愛い姿を見せてくれており、最後までずっと語り掛けてくれました。
灯台が見えてくると間もなく角田岬に到着します。
沢山のお花達と共に過ごした至福の5時間でした。ありがとう!











2024年5月25日(土)~26日(日)佐渡 ドンデン山・金北山


今年でマロニエハイキングクラブは創立30周年を迎えます。このように長く活動出来ましたのもメンバー各位のご協力の賜物と評します。また今後とも本会を永続させていきたいとの想いを込めて「佐渡・花の二山登頂」を企画いたしました。

新潟港から佐渡の両津港にフェリーで渡り、いよいよ30周年山行のスタートです。 

一日目はアオネバ渓谷登山口からドンデン山に向かいます。豊富な水量の渓谷沿いを登っていきますが、涼しくて快適な登りです。ただ、自然の厳しさを伺い知ることが出来る光景が随所に見られます。 この地は、日本海からの風雨雪をまともに受けているのですね...老木は過酷な自然の前で朽ち果てています。一方で、豊富な水を得た次の命が老木から芽吹いています。まさに命の輪廻を垣間見ることができます。また、 植物を観察すると「水が好きな植物」が本土より多いのではないかと思われます。島の自然が作り出した植物生態系なんでしょう...

生命の小宇宙を感じながらの急な登りもアオネバ十字路まで。そこからは尾根伝いにドンデン高原を進み、ドンデン山荘までは沿線に咲く花を探しながらの行程となりました。ドンデン山荘にてバスに乗車。その後はドライバーの腕に感心させられる道のりでした。 今日の宿泊地は七浦海岸の民宿です。日の入り直前の夕日の美しさを堪能した後、期待以上の食事を味わうことで終了した一日目でした。

二日目は妙見登山口から佐渡の最高峰である金北山を目指しました。白雲台駐車場から金北山の行程は、防衛省管理道路を進むことになります。先ず目についたのは「防衛庁管轄のレーダー施設」です。日本海側からの脅威をここで監視しているのですね! いや、逆に私達も監視下に置かれているかも?(事前に連絡済みです。安心して下さい)

いつも私達の安全に尽力いただきありがとうございます。敬礼!!!           

路肩には多くの植物が自生し、標高が高くなるほど面白い光景が多々あります。やはり花の山ですね。 金北山の山頂で、新潟側と日本海側の展望を十分に味わった後、名残惜しいところではありましたが、帰途につきました。下山においてはマツムシ平から妙見山山頂(巨大なレーダーの奥)を経由し、普通の登山道を歩行しました。やはり私達の足は登山道用に進化しているみたいです...

佐渡独特の自然とおいしい魚を満喫した30周年山行でした。私達は次の35周年に向けて、さらに活動を進化させていきたいのであります。














ドンデン山で出会ったお花たち








金北山で出会ったお花たち