
この時期は雨が多く、中止となる山行が出てしまう「忌まわしい時期」です。TVでも梅雨入りの話題ばっかり・・・そんな中、降雨の切れ目を見つけ、裏磐梯に出かけてきました。 裏磐梯と言えばお花の宝庫「雄国沼」を思い浮かべますが、今年は少し違ってました。マロニエHCは、2022年7月20日頃、雄国沼を探索しレンゲツツジやニッコウキスゲに心を震わせたのですが、今年はその時と10日しか違わないのにお花が見当たりません。しかも今年は雪害の為、倒木が多く、たのみの木道もシャットダウン・・・😢 でも、私達はそんな理由では中止にしたくないのであります。 急遽ルートを変更し、雄国沼せせらぎ探勝路~金沢峠~雄国山~雄国沼パノラマ探勝路を歩くことに致しました。 途中、「桧原湖周辺で熊の目撃情報があった」との警察アナウンスを聞きながら、雄子沢登山口より雄国沼を目指しました。なだらかな登りであり、この勾配だと楽々登山ですね。登高速度は350m/hrあたりを示しており、その数字が表す通りの「安全登山」でした。ほどなくすると雄国沼休憩舎が見えてきました。ここに人がいない事もあるのですね・・・ そして、誰もいない雄国沼を眼下に眺めながら金沢峠に向かいました。山道の脇には思いがけないお花との出会いがあり、笑顔のうちに金沢峠に到着する事が出来ました。しばしの休憩の後、雄国沼休憩舎を経て雄国山に向かいます。ようやく登山らしい道です!「展望が素晴らしい」との期待がありましたが、遠くはかすみ多くの樹木に阻まれ、パノラマを堪能することは出来ませんでした。梅雨入りまじかの影響ですね・・・ でも、パノラマ探勝はこれから!頂上付近の笹を抜けると??? アレ、笹笹笹 身の丈ほどの笹の連続・・・パノラマどころか笹ラッセルの練習になってしまいました。 きっと、今回の笹ラッセル経験は登山人生に生かせる事でしょう・・・ ただ、倒木も多く、近年人が入っていない旨を感じさせます。まだ、道がはっきりしているので道迷いの心配は有りませんでしたが、さらに荒廃が進むと道迷いが生じかねないパノラマ探勝路でした。 思いがけない可愛いお花達との出会いもあり裏磐梯の良さ感じながら、計画通りにラビスパ裏磐梯(すでに廃墟になっていた)に到着しました。 来るアルプスに向け、有効な25000歩でした。

















