2025年7月20日(日)磐梯山

ようやく梅雨も明け、夏山シーズンに突入しました。
今日はマロニエHC夏山第一弾の磐梯山の山旅になります。磐梯山は昨年7月初旬に計画しましたが、強風の為に中止となりました。今年に掛ける強い想いが通じました。

磐梯山の八方台登り口は満車。多くの登山者が磐梯山に登頂しているようです。中ノ湯を超えるあたりから、傾斜も増し、左側には裏磐梯側の火口壁が見えてきました。いかに大きな噴火があったのか!!!驚かせる光景であります。
その先には、噴火によって出来たであろう「秋元湖・小野川湖・檜原湖」の全景が姿を表しております。すでに磐梯山の醍醐味が始まってました。

ダテカンバの林間を順調に高度を上げていき、低木が目につくようになるとお花もチラホラ。磐梯山のお花もGOODではありませんか!そうした中「弘法清水」に到着しました。
眼前に目指す磐梯山山頂を望むことが出来ます。残念ながら雲が掛かってきましたが、こういう日は天候も何とかなるのであります。
磐梯山山頂に向かう最後の急登にかかります。多くの登山客が行き帰る中での登頂となり、時間がかかってしまいましたが(休憩を取りながらの登頂となり余力を残せた)、ほどなく多くの登山客がたたずむ山頂に到着しました。
日差しは強いものの、標高1800mに吹く涼風は心地よく、私達の満足感を満たしてくれるものでした。
アッ!風が山頂からの猪苗代湖の全容を見せてくれました。ありがとう・・・

昼食後やはり混雑の中を「弘法清水(給水も渋滞)」まで戻り、猪苗代スキー場側に降ります。沼ノ平までは絶景の連続。今回参加できなかったメンバーにも見せてあげたい光景であります。
「吾妻連峰・安達太良山」を見ながらの下降です。また、近くには火口原、その下には昨年行ったイエローフォールの赤沼も見えます。足元を見ればお花畑・・・。磐梯山の南東側にこのような景色が広がっているとは!!!
でも、良い事ばかりではありません。暑い/風が無い!!!樹林帯を終えるとスキー場です。直射日光をまともに受けます。全行程のなかで最も疲れたのは、猪苗代スキー場のゲレンデだったと言う意見もチラホラ・・・

磐梯山はマロニエHCもよく利用する山行地です。宇都宮から近いし、百名山の中では適度な難度であり、計画を立てやすい名峰です。今回、新たな磐梯山を知ることが出来ました。ますます磐梯山への楽しい山旅が増える事でしょう。