2023年9月3日(日)中禅寺湖半周クリーンハイク


栃木県労山者山岳連盟の腕章を着けてクリーンハイクです。



ちょっと休憩

風が強くて木陰を歩いていると風向きによっては湖から風が吹いてきて寒いくらいでした。また、風で出来た波がザザザーーーと聞こえて来て海にいる様に感じました。

この日の奥日光の気温は最低気温16.4℃(5:30)最高気温24.4℃(14:10)

宇都宮の気温は最低気温24.5℃最高気温34℃でした。奥日光最高!

千住ヶ浜からの風景です。

ヒヨドリ、アケボノソウ、ノコンギク等、咲いてました。

立木観音駐車場に着きました。トレッキング靴を履き替えます。マロニエハイキングクラブはマイクロバス利用で運転手さんも居るのでスタートの場所とゴール場所が違くても迎えに来てくれます。さて、みんなの車が置いてあるマロニエの駐車場まで帰りましょう。この日は6時間、約30000歩でした。お疲れ様でした。

2023年8月25日(金)~27日(日)五竜岳・唐松岳

北アルプス北部の100名山である五竜岳に行ってきました。

<1日目> 八方池山荘(第一ケルン) → 八方池 → 丸山ケルン → 唐松岳頂上山荘

ゴンドラとリフトを乗り継ぎ、第一ケルンに到着し,30分遅れで八方池山荘を出発しました。登山道は山腹を巻きながら緩やかに高度を稼いでいきます。 登山道の周囲を着飾る高山植物も豊富です。第二ケルンで尾根道となりますが、なだらかな道のりは変わりません。八方池で食事を取りました。何と結婚式をやっているではないか!「お幸せに」と願うばかりです。 段々と傾斜も増し、ダケカンバの林間を抜けると丸山ケルンに到着です。美しいが荒々しい白馬山系の眺めが神々しい限りです。登山道も岩場が目立つようになりようやく稜線に出ると、そこに唐松岳頂上山荘がありました。 1時間ほど遅れましたが、15時に山荘に到着しました。すぐそこには唐松岳が美しくそびえています。早速、頂上までのピストンを開始しましたが、雷ゴロゴロ。今回は自粛する事としました。 案の定、厳しい雨となり、良き判断だったと思っています。 唐松頂上山荘周囲の探索にとどまりましたが、唐松岳・唐松沢・剱岳・立山の展望を楽しむことが出来ました。

<2日目> 唐松岳頂上山荘 → 大黒岳 → 鞍部(ハイマツ帯)→ 五竜山荘 → 五竜岳 → 五竜山荘

今日は唐松岳から南下し、五竜岳までの縦走です。大黒岳を越えるまでは岩場の連続であり、慎重にパスして行きます。ルートがしっかりしており、要所には鎖が設置してあるが、そこは北アルプスの縦走らしく、迫力があります。 北アルプスにはこのような縦走が多々あり、事前に歩行技術を備えておくことが必要条件であると改めて感じました。ただ、縦走中は行く手の白岳・西の方向には剱岳の眺めを堪能することが出来、これぞ北アルプスの縦走です。 鞍部にたどり着くと緩やかな登りになり、白岳をトラバースすると眼下に五竜山荘が見えてきました。天候に不安が有りましたが、15時までには帰還する目安で11時半から五竜岳にアタックを試みました。 しばらく登っていくと、岩場となります。黄色のペンキマークを外さないように、鎖を有効に利用しながら、慎重に登っていきます。もうすぐ山頂に到着するところでしたが、雨が・・・・ 残念ですが、ここで引き返す事にしました。あと標高差65mでした。少し下り、何とか雨具を着れるような場所で安全に気を付けながら雨具を装着し、濡れた岩に気を付けながら、無事に五竜山荘に帰還することが出来ました。 苦労した分、食事も大満足! 酒も上手い!!

<3日目> 五竜山荘 → 西遠見山 → 大遠見山→ 子遠見山 → アルプス平(高山植物園)

五竜山荘から遠見尾根を下山しました。天候は午前中は良好との事であり、五竜岳や鹿島槍を眺めながらの下山です。間も無くリフト到着駅です。 朝方、昨日からの雨のせいか富山側には雲が立ちこめ、山肌を上がってきています。一方、東は朝日がサンサンと輝いています。 アレ?私の姿が雲に映されています。「ブロッケン現象です」!!!初めて見る光景です。嗚呼、カメラが無い・・・・誰か写して・・・・・    朝から良い事があった中、予定通りに五竜山荘を出発しました。・・・また来るからね・・・ 痩せ尾根や鎖場もある下りごたえのある尾根道を下っていきますが、それでも大小5ヵ所のピークを越えて行きます。三日目の足なので、疲労を感じる場面もあります。 それでも、五竜・鹿島槍・八峰キレットの展望は、登山者の魂を擽ってくれます。 子遠見山を過ぎると、ハイキングレベルの歩行に変わってきました。お花畑を経由して、まもなくリフト到着駅に到着しました。

この山行もそろそろ終わりを迎えます。とても楽しいアメージングな3日間でした。次は何処に行こうか・・・ とりあえずは、温泉に入りたい。












2件のリビジョン









五竜岳・唐松岳で出会った花🌸


2023年8月20日(日)小田代ヶ原

宇都宮は暑い!天然の冷房を求めて、日光戦場ヶ原にやって来ました。でも、バスを降り立つと、暑い!! 標高1400m地点でもこの暑さ? ならば宇都宮はどんだけ暑いのか!! 太陽が容赦なく照り付ける中、赤沼駐車場を出発して、戦場ヶ原に歩を入れます。清流沿いを進み、しゃくなげ橋から小田代ヶ原に向かいました。木陰が多く、湿度は高いけれど、時よりよぎる風は心地よいところです。 湿地に目を向けると、チタケが申し訳なさそうに生息しており、チタケ鑑賞ツアーのようになってしまいました。 多くの花が生息する地点です。特に目についたのは、ホザキシモツケです。もう少し早い時期、もしくは、こんなに暑くなかったら、一面の満開かも知れません。 ただ、このままで終わらないのが私たちのハイキングです!  小田代ヶ原の周回道路に出る頃から、雨がポツリポツリ。  5月初旬以来の雨です!久しぶりの雨具の装着となりました。 撥水剤を塗布したのは大分前だった・・・効力がまだ生きているんだろうか・・・ 今日の午後は雨を予測していたものの、「まだ午前中ではないか!しかも雷もゴロゴロ」とブツブツ言いながら、泉門池→あおき橋と足を進めます。湿地内を流れる清流がだんだん元気になってきました。 このような天候なので、周囲の山は全く見えず、白一色。足早にバスに乗り込み、帰途に着きました。戦場ヶ原から中禅寺湖に降りると、雨が降った形跡なし。この地形と天気の読みは本当に難しいですね。







2023年8月11日(金)燧ケ岳

爼嵓(マナイタグラ2346m)

今日は山の日です。それにふさわしい百名山である「燧ヶ岳」に挑みます。北日本では最高標高の山(2356m)です。皆頑張りましょう! 宇都宮から鬼怒川を抜けてR352をひたすら進んで、桧枝岐に到着します。途中、鬼怒川温泉からは全くコンビニがありません。実は塩原からのルートも同様でして、塩原に入る前の関谷からコンビニがありません。 このルートは、燧ヶ岳・会津駒ケ岳・田代山のアクセスルートであり、スキーのアクセスルートでもあります。コンビニが無い事を認知しておかなければなりません。 さて、好天のなか、尾瀬御池から燧ヶ岳登頂を開始します。先ず私達を待ち受けているのは広沢田代までの急登です。樹林の為、湿気が多く蒸し暑い!ようやく湿原にたどり着くと心地よい空気が癒してくれます。 それもつかの間、熊沢田代への先ほどと同様な樹林帯の急登。供に、湿原に入ると風も涼しく別世界を感じることが出来ますが、そこに行くまでの樹林帯はまさに神が与えた悪戯でしょうかね。 熊沢田代からは2000m級の高山らしい登りとなってきました。ハイマツやシャクナゲが覆う尾根を登ったかと思えば、厳しいガレ場、最後は岩場を登り切り、第一のピーク「爼嵓(マナイタグラ)」に到着しました。 登頂中時折、会津駒ケ岳・平ケ岳・帝釈山の雄姿を望んできましたが、ここで一挙に尾瀬の展望が開けます。さらに最高地点の「柴安嵓(シバヤスグラ)」では、眼下に尾瀬ヶ原を見渡せます。 尾瀬で見上げていた燧ヶ岳ですが、今日は燧ヶ岳から尾瀬を見下ろしているんですね!尾瀬沼・尾瀬ヶ原・至仏山・・・きりがありません! 上空に雲が出始めたので、名残惜しいとこではありますが、下山の途に就きました。厳しい登りの地点は、降りも厳しい。安全に気を付けて暑さを感じながら慎重に下山しました。 やはり燧ヶ岳は中級コースであったと認識を新たにいたしました。また、今後の山行遂行の自信を持つことが出来た山行であったとも言えると思います。

靴を履き替えて、体操して御池登山口より出発

広沢田代

熊沢田代



頂上まで約4時間みんなで一生懸命歩きます。

柴安嵓(シバヤスグラ2356m)








2023年7月23日(日)一切経山

福島市の民にとって「オラが町の山」はどこだろうか?磐梯山、安達太良山・・・と多くの名山が存在するが、やはり吾妻連峰になるのではないか! 今日は、その吾妻連峰の東側に位置する「一切経山」に登頂する事になりました。 折角梅雨が明けたというのに宇都宮は重い曇天。磐梯熱海も曇天。でも雲を超えて、浄土平に到着すると雲一つない晴天です。 浄土平を出発。噴煙を上げる一切経山を望みながらのスタートになりました。一切経山は生きているのですね。 酸ガ平との分岐までは湿地帯であり暑い空気がまとわりつく。早く尾根に届きたいと思いながらの登頂でした。 避難小屋からは湿地帯を抜け、ガレ場の急登になります。吾妻富士・東吾妻山・鎌沼を振返りながらの急登。時折、硫黄の臭いを感じます。 尾根に到着すると、眼前に一切経山が見えてきました。イミテーション頂上ではなく、本当の頂上です。 周りに何もないので、ささやかな風でもとても気持ちいいものです。 一切経山の山頂はとても広く、多くの人が休息しているのが見られます。少し北寄りに進むと、五色沼を展望できます。 今日の魔女は少しモヤがかかった瞳をしています。なかなかきれいな瞳に遭遇する機会は少ないのかもしれません。 山頂からは吾妻連峰の山々が連なり、吾妻連峰の縦走を夢見て下山の途につきました。 酸ガ平まで下り、鎌沼を周回して浄土平に下りました。図鑑で名前だけは記憶にある多くの花が実際に咲いています。 「このような状況を何度も経験しなければ「花の知識」は増えていかない」と悟った瞬間でした。 一切経山の噴煙の数が出発時より増えています。一切経山は間違いなく活火山ですね!


万が一の遭難に備え、全員の名前が記載してある山行計画書をリーダーが投函しました。





魔女の瞳





登山の後は浄土平ビジターセンターでソフトクリーム🍦を食べました。

2023年7月16日(日)白根山 瞑想の谷

とても梅雨期とは思えない快晴のなか、日光白根山の山麓の「瞑想の谷」にあるコマクサに会いに行きました。 菅沼新道の駐車場はすでに満車であり、日光白根山の人気の高さと新型コロナから解放された梅雨明けを待てない登山者がいかに多いかを示しています。 晴天にもかかわらず樹木により清々しい気候のなか、2時間で弥陀が池に到着しました。ここで、正面に堂々とした白根山が登場します。 「ん~今日の目的地は白根山ではない。山麓である」と自分に言い聞かせながら五色沼に向かいました。 軽いピークにたどり着くと、見事なグリーンで色づいた五色沼を確認。白根山山頂から望む五色沼も良いけれど、このピークはハクサンシャクナゲを侍らしながらの五色沼を楽しめますね。 五色沼のほとりを探索した後、瞑想の谷に向かいます。周囲を山々に囲まれた谷にですが、さて、コマクサはどこにあるのでしょう?谷の底まで来ると何やらピンクの花が・・・ 良く目を凝らしてみると、砂礫のあちこちにコマクサがあります。感激であります。オッ!シロバナコマクサもある! 十分にコマクサを堪能した後、安全に気合を込めながら菅沼新道を下山します。ひたすら頂上を目指すのではなく、このような登山もあるのですね!山の新しい楽しみを発見した一日でした。



瞑想の谷




白根山のお花たち


苔も素敵です。


歩行時間約7時間。転ばない様に一生懸命下ります。


頑張りました。下山後のソフトクリームは格別です。


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2023年7月8日(土)~9日(日)早池峰山~五葉山

今年初めての宿泊山行です。宿泊が初めてのメンバーも居て楽しみにしていました。 今回の早池峰山と五葉山は共に特有の高山植物を有する北上高地を代表する山です。花好きのメンバーには堪らない山行です。早朝、雨にもめげず東北道をひたすら北上します。大谷選手や菊池選手を生んだ花巻を抜けるといよいよ早池峰です。 誰もがレインウェアを装着し早池峰のお花畑位まで行けたら満足かな???と思っていましたが小田越に到着するころから青空が見えて来ました。 なんということでしょう!雨の心配どころか日焼けの心配が出てきました。これだから山は面白いですね!(逆もありますが…) そんな訳で梅雨時の爽やかな空気のなか早池峰の山頂を目指します。早々に滑りやすい蛇紋岩が待っていました。 足位置に気を付けながらの急登でしたが、お花畑への期待感が私達のドライビングフォースです。隣の薬師岳が下方に見える頃いよいよ🌸お花畑の登場です。 ハヤチネウスユキソウ(エーデルワイスと近似らしい、でも実物は見たことが無い)やナンブトラノオの早池峰山固有種も確認することが出来ました。 五合目御金蔵から頂上までは、さらに厳しい岩場ですが礫地の高山植物を絶えず観賞しながらの、厳しくも楽しい登頂でした。これも天気のお陰です! 早池峰山はなぜ固有種が多いのか?山の年齢/蛇紋岩地質/気候が特徴的なのか?面白いですね。 翌日、五葉山に向かいます。赤坂峠から登頂です。朝方は山頂付近が強風との情報でしたが、とんでもない!無風で暑いです。 樹林帯の中、賽の河原・畳石をクリアーして行きます。昨日の疲労もなんのその!滑らない登山道は最高ですね。 しゃくなげ荘を越えるとまもなく広い山頂に到着しました。残念ながら、周囲の山々には雲がかかっており、展望は出来ませんでした。昨日登頂した早池峰も見られません。 でも、周囲にはハクサンシャクナゲが咲き乱れ、眼下には釜石・大船渡の海岸線が見られます。美しい山頂を持つ、素敵な山でした。 この五葉山だけ晴れたのかな? 梅雨時にも関わらず一度もレインウェアに袖を通さない奇跡の2日間でした。













花の早池峰山💠 / ひでりんさんの早池峰山・薬師岳・鶏頭山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

2023年6月28日(水)駒止湿原

梅雨まっただ中の山行です。マロニエHCの定例山行は5月中旬の横根山以来、4回連続で晴天と異常な状況です。もうそろそろSunnyーPowerも尽きる頃かな?? てんきとくらすでは小雨のなか、雨天決行の信念にて<駒止湿原探索>を実施しました。よって、 「ん!天気が・・・」を何度も発する事になるのであります。 予想通り曇り空の中、宇都宮市内を出発しました。

10時過ぎに駒止湿原に到着しましたが、「ん!天気が・・・①」雨が振っていない。 駒止湿原は大谷地からスタートしました。早速ニッコウキスゲのお出迎えです。圧倒的な量ではありませんが、このさりげない姿に共感を持つのであります。 湿原内は木道を渡り歩くのですが、聞いたことのある名前の多くの高山植物がほどよく点在しております。どうやって、名前を記憶すればよいのでしょうか?

「ん!天気が・・・②」雲の切れ間に青空が見えてきました。暑い!湿原内は無風であります。まだ、キンコウカの群落を見ることは出来ません。 白樺谷地に入りました。ワタスゲの群落が見えるはずなのですが、何となくワタスゲに元気がありません。ニッコウキスゲの方が目立ってますので、少し季節が早まっているのかも知れません。 最後は水無谷地です。ヒオウギアヤメが特徴的ヴァイオレットで水辺に君臨しています。 ここでは湿原植物だけでなく、低木層植物も味を出しています。ウラジロヨウラク、ハクサンシャクナゲ、レンゲツツジが湿原とコントラストを演じています。 3時間ほど駒止湿原を探索後、次の目的地である<上三依水生植物園>に向かいます。

「ん!天気が・・・③」何だか尾瀬方面の空が真っ暗です。ポツリ ポツリ 物凄い雨になってきました。もう少し行程が遅かったら、これに遭遇するところでした・・・。

「ん!天気が・・・④」福島県から栃木県に入ると、雨が止んでおります。植物園も決行することにしました。

「ん!天気が・・・⑤」鬼怒川温泉を越える頃から急に雨足が強まり、丸彦製菓に到着するころは再び土砂降り

「ん!天気が・・・⑥」宇都宮に近づくにつれ、天気が回復。 今回は、プログラムと天気がきわどくマッチングし、奇跡的に全プログラムを遂行することが出来ました。このようなマロニエHC定例ハイキングも有りではないでしょうか・・・。




駒止湿原で目についた植物たち





上三依植物園で見つけた植物たち

最後。丸彦製菓 名水の郷 日光おかき工房

土砂降りと私が休憩スペースでゆっくりお茶を飲みながら購入した炭酸まんじゅうを頂いていて撮影出来なかったのでお土産の商品を家で撮ったものです。

店内は試食コーナー、無料ドリンクもありました。

以上、今回の山行は難易度1で歩行時間3時間でしたので、オプションも2つ付いてました。とっても楽しかったです♪

2023年6月25日(日)苅田峠~不忘山(南蔵王縦走コース)

蔵王と言うとスキー場があまりにも有名であり、どうしても地蔵山を中心に考えてしまう。登山においても同様で、地蔵山から熊野岳・御釜と続き、苅田岳が終着点・・・ イヤイヤ、苅田峠を出発点として不忘山に向かう南蔵王も如何でしょうか? 東北地方の山らしい「なだらかで歩きやすい」登山道です。この地がプレートの東西圧縮により生まれた山地である証明ですね。 苅田峠を出発し第一の目標地である「芝草平」に向かいます。多くの草花が控えめではありますが、存在を主張しています。 すみません!この花の名前を教えていただけますでしょうか・・・・・(何度、尋ねた事か  泣き!!) この日の芝草平はチングルマが主体でした。時期が変わると主張する花々も変わるのでしょうね。穏やかな空気感です・・・ さて、今日の最高地点である屏風岩に向けて、登山道を進みます。振り返ると、なだらかな蔵王の高地が位置し、自然の大きな景色に包み込まれた映像のような様相を味わっています。 南屏風岩からは、山容も一転。不忘山に近づくにつれ風化か進んだ尾根道に変わります。それにつれ、花々も岩礫地環境に変わっていきます 不忘山までは時折顔を出す花を楽しみながらの岩場です。高山植物は、決して自己主張が過ぎず、さりげなく私達を迎えてくれます。高山植物のファンが多いのも理解できます。 不忘山からは、風化が進んだ尾根を注意深く下山します。尾根沿いに不忘の碑があり、そこからは尾根を離れ、樹林帯に入っていきます。 滑りやすい急坂が続き、下山に厭きてきた頃、白石スキー場に到着しました。 7時間・25000歩の行程でしたが、16人全員が穏やかな天候の中、高山植物に癒された1日でした。














続いて南蔵王で出会った可憐な高山植物


不忘山へ行きました(6/25)。 | techan1955のブログ (ameblo.jp)

2023年6月18日(日)篭ノ登山・水ノ塔山

梅雨の合間の貴重な晴天!! 私達は見事にこの幸運を勝ち取りました。しかも高峰高原にて・・・ 今日は、地蔵峠と車坂峠を結ぶ「湯ノ丸高峰林道(俗称2000m林道)」の周辺に位置する「見晴岳~三方ヶ峰~池の平を経て東篭の登山~水の塔山」を縦走する、豪華絢爛な山行です。 地蔵峠には晴天の中、多くの登山客が集まっており、この山系の人気を伺わせるものであります。 地蔵峠から林道沿いの三方見晴遊歩道を歩行します。林道から離れ始めると本格的な登山道となり、1時間半の末、見晴岳に到着しました。 その名の通り「北アルプス・乗鞍・八ヶ岳」の展望は見事です。特に八ヶ岳は北と南での山容の違いを見識するに到りました。 三方ヶ峰を経由して池の平湿原を堪能します。イワカガミ・レンゲツツジ・シャクナゲ等が私達を歓迎してくれています。さすがは人気コースです。 池の平駐車場から本日の第二部になります。本日の最高点となる「東篭ノ登山」に向かいます。約200mの登りですがガレ場や岩場もあり、休憩を頻繁にしながらの工程です。 標高が2000mを越えている地での山行ですので、慎重な山行となりました。その山頂でも晴天!森林限界を越しているので、太陽を遮るものがありません。 山越しに浅間山の山頂が見えます。黒斑山からの眺めも良いですが、篭ノ登山からの眺めもなかなかです。オッ!噴煙もよく見えます。 篭ノ登山からは岩稜の通過となり、注意深くギャップをパスしながらの下りです。途中、水ノ塔山の登返しもあり、下りであっても体力を費やしました。 ただ、眼下に湯ノ丸高峰林道を望み、先にはアサマ2000スキー場、雄大な浅間山山頂を同時に見る事が出来るのはこの地だけであり、「疲れたけど来てよかった!」と思う山行でした。






    僅かに浅間山山頂が映ってます。


最後に・・・三方ヶ峰で、90歳のご夫婦と遭遇いたしました。驚きとご婦人の笑顔に感銘いたしました。70~80歳は未だ若い!新たな目標を感じました。

※お二人にはホームページ投稿許可取りました。

今回の山行コースランクは中級の★★星2つコースでした。

当ホームページの活動計画を参考にしてください。

活動計画 2023年度 令和5年度 – マロニエハイキングクラブ (securesite.jp)

メンバーのYAMAPの投稿です。合わせてご覧ください。

篭の登山、水の塔山-2023-06-18 / coco 🌸さんの湯ノ丸山・角間山・鍋蓋山の活動データ | YAMAP / ヤマップ

東篭ノ登山、 水ノ登山縦走(花街道を縦走)🌼 / ひでりんさんの湯ノ丸山・角間山・鍋蓋山の活動データ | YAMAP / ヤマップ